生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

転んだ

金曜日は、神戸の山の中に出かける。
妻が体調不良につき、一人で布団から出て、長女と朝食を済ませ、次女と長男を起こしてから職場に出かける。
お昼過ぎに職場に戻ってからは、会議や勉強会で息つく暇も無し。
いろいろと凹むこともある。
現にいろいろと凹んでいる。気分が滅入る。
学生さんたちが元気で素直なのが救われる。
帰宅すると、妻は熱が下がって仕事に出かけたようだ。
夕食を済ませてから走りに行くことにした。
昨年正月のマラソンの記録を見ると、二日前にフルコースを走っている。
そのつもりで走り始めた。
建石筋を北上し、甲陽線の踏切に引っかかった。
調子が良いと感じ、余り信号待ちをしたくなかったので、線路沿いを東に向かい、別の踏切を渡って北夙川通りを戻ろうとした。歩道の方が平らで走り易そうに思い、右側の歩道に乗ろうとした。ブロックの段差があり20センチほどの段差の上に載るつもりで左足を蹴って右足で着地しようとした。歩道の段差のように見えていたのは、実際には段差ではなく、歩道の境目にブロックがあるだけ。薄暗くてよく分からなかったのだと思う。20センチの段差の上に乗るつもりが、実際には段差ではなく、踏み外した形となり右足首を捻った。まずいと思い、受け身を取りながらそのまま転んだ。左膝を地面に打ち付けしばらく立ち上がれなかった。
起き上がり、歩こうとすると右足首が痛む。左膝はロングタイツに孔が開いているが、たいした怪我をしているようには見えなかった。肘も打ったように思ったが、そちらはたいしたことはない。しばらく脚を引きずり、元来た道を戻って帰ろうと思ったが、歩いているうちに痛みが引いてきて走り続けられそうに思った。気を取り直してフルコースを走り出した。少し痛むが走ることは出来た。今は走れるが、明日、明後日どうなるか。北高まで上がり、そのまま苦楽園筋の坂を下りて家に戻ることにした。
12.05km, 1h09m05s, 712cal, u/d 216m, 8°
転んだこと、痛むことを除けば、順調に心地よく走れたのでそれはポジティブな印象である。
私は元々関節が柔らかい。特に右足は何度か捻挫していて、捻っても大きな怪我にならない。現に一昨年の11月にも同じように捻って転倒した。その時は8km地点で転んだあと、32kmを走り切っている。そして4日休んでまた走り始めている。
帰宅してみて。左足の膝をすりむいて出血していることに気付いた。右足首は背屈すると痛みがあり可動域が制限される。痛み気になると歩くのも億劫である。取りあえず、シャワーを掛けて傷を洗いイソジンで消毒した。傷を保護する防水のシートを貼り付けて風呂に入った。
足首には湿布を貼って様子を見る。肘は特にどうもない。転んだときに携帯電話を壊さなかったのも幸運だった。
しかし、ちょっと明後日は無理かも知れない。

三姉妹の会話

微熱があるという妻に代わりいくつかの家事を済ませてから家を出たので、いつもより遅い時間になった。
家を出る頃に雨が降り出した。
午前中は新しく加わった学生さんたちの初歩的な実験指導。大切である。
午後から会議が2つ続いた。
状況を受けて、担当者が対策案を説明するが、納得していない人が多いように感じた。案が単純に受け入れられそうにないことは明らかだが、その場で対案を出せる人もおらず、私を含め、勝手な意見が飛び交い時間が浪費される。そういう雰囲気の、非生産的な時間だった。
続くもう一つの会議の時間に食い込み、他の人たちを待たせてしまった。


天気予報は雨だったが、意外に空模様は保ち、走り始めようと着替えたところで雨が降った。やり過ぎるよりは休んだ方が良いと思い、走るのは諦め、ジョギングウエアのまま食卓を囲む子供達の会話を聞いて、所々で意見を述べた。
三女を囲んで、姉二人が助言している。三女は専門学校に通っている。一年遅れている長女も含めて、三姉妹か一斉に就職活動の一年を迎えている。活動に全く消極的な三女に、熱心な次女とボイコットを宣言している長女が助言しようとしている。話をするうちに、少しずつ対話が噛み合って来ているように見えた。


マラソン大会まであと二日をどう使うか考えるが、お天気にもよる。できることは限られ、むしろ何もしない方が良いかもしれない。

西宮の酒蔵巡り

いよいよ3月に入った。
マラソン大会まであと4日。一日休憩しても良いと思ったが、明日は雨の予報が出ている。
10km程度を目安に走ってみることにした。
臨港線を東に向かい、東町に行って、小さな酒蔵を2つ眺めた。そのあと、今津の灯台に立ち寄った。

臨港線に戻り、甲子園筋を北上して酒蔵通りへ。甲子園球場の外野側と接している。酒蔵通り沿いには大きな清酒工場がいくつも並んでいる。

宮水の井戸の前を通り、帰宅した。
9.53km, 1h05m44s, 600cal, u/d 21m, 9°
できるだけ厚着をして、レースに使う積もりのシューズを履いた。
疲れが溜まっているようで余り調子が良くない。ペースは全く上がらず。ゆっくりと走り続けたのみ。
西宮市内の酒蔵のかなりは網羅したと思う。
レースの前二日は休みたい。となると、明日に少し強い練習をしたいが、雨の予報である。日程が一日足りない。


新しい研究室のメンバーと実験の手ほどき。ずいぶんと時間を取られた。
資格試験に合格した学生が部屋の片付けに来たので、少し話しをした。
勉強への取り組み方など、参考になる話しを聞くことが出来た。

やりきったというか

やりきったというか、やり過ぎたというか。
朝から大変良いお天気で、空気が澄み切っていた。
二月の晦日。帰宅するときも気持ちが急く。
昨晩妻に予告した通り、長く走るつもりで職場を離れた。電車に乗ってしまった後で、大切なことを忘れていたことに気づいた。
長女が英語検定に合格した。大変素晴らしい成果である。そのお祝いに、長女の好物のレアチーズケーキを買って帰るつもりで居たのだ。
阪神西宮まで乗り越して、デパートに寄ることにした。
売り場で、突然目の前の紳士が滑って転びそうになった。ふと見ると、デパートの床が吐物のようなもので汚れていたが、驚くほど誰も興味を示していない。感染性の汚物であれば、厄介である。
そのうちに警備員が来て、清掃員もやって来て片付け始めたようだ。食品売り場でもあるし、どうも対応がのんびりしている。
残念ながら、レアチーズケーキはすでに売り切れとのことで、代わりにチョコレートパイを買った。
今月に入ってから5回目の30km走に挑むつもりでいた。コースはいくつかの候補から、摩耶埠頭からHAT神戸、JR臨港線経由を選んだ。
まず南芦屋浜に渡り、橋を渡って深江浜経由で43号線に出て、青木から魚崎郷の酒蔵を巡った。浜福鶴、櫻正宗、剣菱、住吉川を渡って菊正宗、白鶴、福寿と並んでいる。西国街道浜街道に入って、都賀川を渡る手前に沢の鶴がある。都賀川沿いを下って摩耶埠頭を走るが、真っ暗で足元がおぼつかない。更に進んで運河沿い、Sun sister前を走り、生田川の少し手前で真砂通から歩道橋を上りJR臨港線跡の遊歩道を走った。

遊歩道が終わったところで約18km。空腹感を感じ、コンビニに立ち寄った。
カロリーメイトのブロックを買った。ふと目に付いた、ミニッツメイド朝バナナという流動食を買って食べたというか、吸い込んだというか。これはなんと表現したら良いのだろう。食感はあまり良くないし、特に美味しいとも思わないが、空腹感を満たすという意味では大変有用と思った。そのようなことをしているうちに、少しからだが冷えた。機能性アンダーウエアは汗で濡れたあとに一度冷えると暖まりにくい。両腕が冷えて凍えた。
動物園方面に歩を進め、山手幹線から水道筋の商店街を通って徳川道を直進し、住吉川から岡本の市街地を通って阪急の山側に入って芦屋川の駅から山手幹線に戻り阪急夙川経由で帰宅した。
32.18km, 3h10m07s, 1915cal, u/d 188m, 6°
最後は脚が動きにくい感じでペースを維持するのにやっとだった。
三日間で88kmほど走ったことになる。2月に30km以上を5回で442km、12月から3か月で1085kmを走った。当初の計画は達成した。
速くなったかというと、さっぱり速くはないが計画を実行できたという意味では達成感がある。そういう気持ちはレースを走る上では重要と思う。


職場では余り愉快でない様々があった。
私の指導力不足や判断ミスから来る、いわば身から出た錆で、大変キツい状況である。このことを十分に検討し、反省し、対策を講じる必要がある。
色々あって、気分が滅入ってしまい、研究の指導にも没頭できない。
明日からもっと気持ちを切り替えたい。

2月は順調だった

一緒にマラソンに出る予定だった同僚と会議で隣り合わせた。体調不良で出場を見合わせることにしたとのこと。
私より1つか2つ年下の筈だ。身体の不調ではやむを得ない。お気の毒である。
私の方は、精神的な様々なプレッシャーはともかく、肉体のどこかが痛んで走るのに困難を感じるようなことはせいぜい右足小指にマメが出来ているくらいである。
2月の練習は天候に恵まれ順調だった。あと一日残しているが、27日間で18回、410km走っている。30km以上をすでに4回走って、明日走れば5回目。目標を達成したことになる。
但し、思ったようなペースではなく、体力の限界のかなり手前をのらりくらりと走っている気がする。体が痛まないのは無理をしていない証左であろう。
走るのに時間を取られて、ウォームアップやストレッチ、筋トレをする十分な時間がない。鉄棒が冷たいので、走ったあとにぶら下がるのもしばらくお預けにしている。体重が2kgほど超過している。マラソンが終わったら、走る距離を少し減らす。
昨日は30kmを越える距離を走ったので、今日は無理せず少し落とすつもりで、家を出た。
ロングタイツの上にオーバーパンツを穿き上は長袖のシャツを重ねてウインドブレーカーを羽織った。
帰宅途中に気温を感じ取ろうとするのだが、良く分からない。寒いような、今までより暖かいような気もする。
結論から言うと、もう少し薄着が良かったのだろう。
ウォームアップもそこそこに、臨港線を西に向かった。
芦屋川沿いを上り、43号線を真っ直ぐ走って都賀川まで行くことにした。
20分ほど(3km余り)ほど走って身体が暖まるとペースが少しずつ上がった。あとはおよそ5分30秒/kmのイーブンペースである。都賀川を渡ったあと2号線を戻り、途中から徳川道を真っ直ぐ住吉川まで走って、山手幹線を通り阪急夙川から帰ってきた。
23.16km, 2h10m55s, 1364cal, u/d 118m, 5°
概ね一定のペースを保てたので良かったと思う。途中で靴紐が緩いのが気になった。サンダルで走っているような気分になる。NBの1040だが、ちょっとオーバーサイズだ。店で試したときはキツく感じたので、いつも選ぶよりひとサイズ大きいものを選んだが、紐で締めると甲が痛む。微妙なところである。


昨日まで行われていた資格試験の話。自己採点すれば、おおよその合否が分かる。
合格したと嬉しそうに報告してくれる人もいれば、知らんぷりの人もいる。ダメだったと泣いている人もいるし、何でダメなのかわからないと言って取りこぼした点の計算をする人もいる。
去年不合格だった教え子から、今年は合格したという知らせが来て、それが本当に嬉しかった。
困難な試験であるが、一定の基準となる正答率を満たせば合格する。全体として見ると合格率はかなり高い。
準備期間も十分にあったはずである。
多くの不合格者にとって、準備期間の取り組み方、或いは準備期間に入るまでの学習効果が十分でないのだろう。
中には、試験直前に過去問を解いて点数を取る人も居るが、それはそれだけの自力があるからで、準備期間の学習効果は各人の能力や環境で鎖が生じる。誰にでも適用できる方法ではないと思う。
皆を合格させるために、何が必要か。よく考えて、今後実行していく。恐らくは、お互いにとって心地よいことばかりでは無いだろう。