生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

星空

連休最終日とニュースで言っている。
毎週、土日が連休なのだ。今週ももちろん、日曜日が連休の最終日である。
私は月曜日と火曜日に講義の担当があるので、普段と同じ週末である。
長女は大学の英語クラスの活動で二泊三日の泊まりがけで出かけて、ひと仕事片付けてマスコミの取材を受けた。
次女は就職活動を煮詰めて友人に会ったようだ。
三女は学校の当番に出かけて、野球場の売り子のアルバイトに何度か出かけた。
長男は部活の無かった日に何をしていたか知らない。最終日は勉強をすると宣言していた。
妻はパートに出かけて、昨日は私と京都に行った。
今日は夕方からバーベキューの予定を立て、幸運にも家族全員が揃うことになった。それまでに一通りの仕事を終わらせて、なおかつバーベキューの準備をする。
午前中は犬と散歩のあと、仕事をしていた。午後も仕事。妻が少々体調不良を訴えていて、それもあって走るのは止めた。
夕方5時頃までに食材などの準備を済ませて,火をおこし始めた。
今回のメインメニューは鶏飯をダッチオーブンで作る。それからステーキ。
会場は我が家の三階ベランダである。
一人で火をおこしながらビールを飲んで、買ってきた南瓜とサンマの開きを焼いて食べた。

鶏飯はダッチオーブンを七輪に載せて調理したが、火加減がよく分からず。余り上手に炊けたとは言えない。
長女の友人の留学生も加わり、賑やかな時間を過ごした。
長女はほぼ不自由なく留学生と会話している。妻も分からない単語を教えてもらえば言葉は通じる。驚くのは長男で、会話が成り立っている。残念なのは次女で、喋られない自己暗示に掛かっているかのようだ。
明るい月がベランダを照らしていた。月明かりが無ければかなり良い星空を見ることが出来たはずだ。
日曜日は走らずに家族と時間を過ごすというのは良い考えのように思う。
もう少し走りたいと思うが、走るには気持ちに余裕が必要だ。気持ちに余裕を作るためには、走らない日を設定することが効果的だ。そういう意味で、日曜日は走らない。犬と散歩し,妻と話をして月曜日の準備をする。
ジョギングを再開して、2年余りである。
アプリの履歴を見ると、465回、8700km余り走ったことになっている。
交通事故を4回ほど目撃した。消化中の火災を一度みた。一度だけ警官に職務質問を受けた。職場の同僚に二度遭った。卒業生を二度見かけた。先生ジョギングしていましたね、と学生に一度だけ言われた。
毎日3匹くらいの野良猫が私の前を横切っていく。野良犬に出くわしたことは一度も無い。イノシシにはしょっちゅう出くわす。イタチも二度ほど見た。
手をつなぐ男女は毎回数組くらい。接吻中の男女もたまに見かける。ラブホテルに入っていくカップルもたまに見る。
いろいろな道を走った。心地よい道もあれば走るのが苦痛に感じる道もある。今は、夏の終わりのマラソン大会に出るつもりで練習している。何がモチベーションなのだろうか。多分、自分を知ることと思う。自分の限界を見てみたいと思う。
学生の頃は同じ部活のチームメイトが居て刺激し合うことが出来た。今は一人きりだ。走っている間はとても孤独だ。孤独は嫌いで無い。孤独な私は、自分自身を眺めて話しかけている。自分を客観視できる。おおよそ2時間走り続ける中で、身体が暖まってからの後半1時間は、私は何かに背負われてゴールに向かっている。私を背負ってくれている何かを励ましている。私のやることは、走るコースを定めて彼を励まし続けるだけである。
一つ一つを確実に取り組んでいきたい。私が求めている物は、私の視界のどこかにあるが、私の手の届くところでは無い。
寝る時間が毎日やって来て、ほっとしている。

京都

天気予報は雨。
朝からどんよりとした空模様で、時々雨がぱらつく。
午前中は犬と散歩、明日に予定しているバーベキューの準備。
久しぶりに実家に電話し、父と話をした。
午後から妻と二人で京都に向かった。
龍谷ミュージアムで「浄土真宗と本願寺の名宝」という展示を見る。たまたま招待券をいただいたので。
JR新快速で京都へ。堀川通り西本願寺向かいにある。
親鸞聖人から始まり、現在の門主まで、様々な展示があり楽しめた。沢山の掛け軸。書や仏像、袈裟など。眼鏡を忘れていったので少し残念だった。
文字と絵と像、宗教的には文字が重要な役割をもっているようだ。
ミュージアムのあとは西本願寺を参拝した。

京都駅ビルに戻って、カフェでひと休み。それからデパート地下で母の日に実家に送るつもりでちょとした食品をいくつか選んだ。
帰宅後は夕食を済ませてからバーベキューの食材を買いに出た。
戻ってから夫婦でワインを飲んだ。
のんびりと過ごした一日。

寄り道した

こどもの日だそうだ。
私もかつて子供だった。親子関係という意味では、生涯私は両親の子供なのだ。
そのようなことを考える余裕は余り無い。夜になって寝る前に一日の出来事を思い出しつつ日記を書くときに思うのみである。
妻と出会って30年である。新しい家族と過ごすようになって25年。すでに、妻と過ごした時間がそれ以前よりも長くなっている。
こどもの日に備えて、兜飾りを出した以外に特別なことはしていない。別に子ども達が何かを求めてくることもない。連休という意味でも、子ども達は自分の時間を過ごしている。かといって、家族がばらばらなのかというとそうでも無い。
妻は今日から仕事が休みになった。私は、次週の講義のための準備をいつも通りにやらなくてはならない。
少し寝坊し、朝食を済ませてから犬と散歩に出て、その後バイクに乗って仕事に向かった。
自宅から職場までのライディングだが、楽しくない。渋滞、取り締まり、そして信号待ち。
職場では久しぶりに部屋の床をに掃除機を掛けた。少し片付けて、仕事。講義資料の印刷など。
仕事が終わってから思い立って、六甲山経由で帰ることにした。夕方の六甲は、上りはわりと空いていて下りが渋滞である。
鶴甲から表六甲ドライブウエイを通って六甲山頂経由。芦有ドライブウエィ経由で下り帰宅した。上り下りは2速と3速の間を行ったり来たりで、時々1stまで落とす低速コーナーの連続である。間違ってもセンターラインを越えない走りが必要で、まぁ楽しくはあるが体力不足が足を引っ張る。それから300kg近い鈍重な車体と。
途中、芦有ドライブウエイの東六甲展望台の駐車場に止まってソフトクリームをいただいた。山岳地の平坦でない駐車場にバイクを停めるのに一苦労。危うく車体を倒すところだった。

泊まりがけで研修に行っていた長女が帰宅した。沢山のカレーが土産。幾つかのマスコミに取材を受けたそうだ。
帰宅後、長女が土産に持って帰ったカレーを夕食に摂り、ジョギングへ。
気温が高めなのは分かっていたが、少し着込んで山手幹線を尼崎へ。二号線を走って戻るコース。庄下川の川沿いを走った。割と調子が良く、手応えがあった。
22.13km, 2h10m00s, 1315cal, u/d 65m, 22°
三女は野球場でアルコール飲料を売るバイト。楽しそうだ。


高等教育の無償化を憲法の規定に書き込む話。
大学まで含めるのだろうか。
恐らく、この規定により大学が淘汰され、多くの大学は生き残れないだろう。従来の補助金に加え、授業料まで国庫から出ると言うことになれば、大学の質保証という意味でより厳しい要求が出てくるに違いない。多くの大学はそれを満たすことは出来ないだろう。ごく一部を残して、大学は生き残れないだろう。
教育の機会均等。そして、選択の余地を残すという意味で良いことでないと思う。
どうなのだろう。

山が近く見える

昨日(憲法記念日)

仕事が休みの日は少しだけ寝坊し、朝の犬の散歩に出かける。自宅近くの川沿いの遊歩道をゆっくりと歩く。同じく犬と散歩している人や駅へ向かって歩く人、ジョガーやウォーキングを楽しむ人など、休日の朝は賑やかである。
散歩が済んでから職場へ向かう。
休日なのでバイクでも良いが、今日は三ノ宮で買い物をする予定があり、電車に乗る積もりで駅まで歩いて、財布に定期が入っていないのに気づいた。昨日ジョギングしたときに、ランニングパンツのポケットに入れた。途中調子が悪ければ電車に乗って帰る、あるいは駅のトイレを借りるオプションのためである。何時かはやるだろうと思っていたが、ポケットに入れたまま洗濯機に放り込んでしまったようだ。駅から自宅まで歩いておよそ10分ほど、往復しているヒマは無いと思い妻に電話を掛けて駅まで届けてもらうことにした。ICチップが埋め込まれたプラスチックのカードは水には強いらしく洗濯後でも問題なく改札を通ることができた。
職場では、講義資料の準備と部屋の片付け。ほんのちょっとした模様替え。
夕方に三ノ宮により、仕事の途中で明日わが家に寄る予定の義弟にお土産を買い、ついでに私のズボンとシャツを買った。義弟はわが家に寄ったあとにフェリーに乗って九州に向かう予定なので、フェリーの中で楽しむつまみとお酒をデパート地下で選んだ。櫻正宗と百黙(菊正宗)を選んだ。
その後、紳士服売り場に上った。私は普段はデニムジーンズばかりなので、それ以外のズボンを調達してはという妻からの助言に従った。店員は白というが、私にはグレーに見える薄手のパンツを選んだ。ウエストが少し緩かったので2センチほど詰めてもらうことにした。シャツはブルーの遠目には無地に見えるもの。
帰宅したところ、夕食をひとりで食べていた息子が電話を取っていた。聞くと、塾の振り替えがあるのを忘れて電話で呼び出されたとのこと。車で送り届けることにした。
なんやかんやでジョギングは諦めた。昨日はかなり無理をしたので一日休むのが良いような気もした。
妻と少し酒を飲んでから寝た。


総理大臣から、憲法改正についての重要なスピーチが発表された。
言っていることは悪くない。しかしながら、今までご自身とその党派の方々の主張と整合性がとれていないように感じる。要するに、この方のおっしゃることは信用できないということ。第9条(戦争の放棄)については、全くいじる必要は無いと思う。自衛の権利については、別条を立てて規定したら良いのでないか。集団的自衛権についても(私の意見では「認めない」とする方向で)憲法に追記するべきと思う。教育については、二十六条に何か追加する必要があるとは思えない。全ての教育は無料とするというなら、解釈で十分に思う。その話になると、教育の質保証がよりうるさく言われるようになるだろう。教育機関に身を置くものとしては、雑務が増えることに少し心配する。
憲法の改正については、先ずはどこがまずくて何を加える必要があるか、きちんとリストアップして欲しい。

本日(みどりの日)

雲が多い。朝から犬と散歩。戻ってから家の前で洗車した。午後から義弟が来ることになっていたので、仕事には出ず。家でパソコンに向かう。大体のことは自宅でもできるが、家族がザワザワしていると余り集中出来ない。妻が、落ち着かないね。というので、その通りだと答えた。平日の職場ではそれどころで無いのだ。何かに取りかかろうとすると声が掛かる。全く落ち着かないのである。休みの日に職場に行くのは落ち着いて仕事に取り組むことができるからである。
義弟は北海道の土産をいくつか持って来てくれた。この後南港からフェリーに乗るとのことで、ゆっくり話しをするヒマも無かった。妻も丁度仕事に出たところで、私と三女、それから犬が歓迎した。
午後からはさらに仕事。片付けなければならないことがいろいろとあった。
夕方からジョギングに出た。
雲が切れて夕陽が差し始めていた。山が近くに見える。
理由は良く分からないが、そういう日が年に二三度あると思う。空気が澄んでいるためだろうと思っている。
一昨日の20miでダメージがまだ残っているのかも知れない。日中走るときはひと目の少ない山に向かうことにしている。遊歩道から阪急夙川駅前を通って越木岩筋に出た。そのまま山を登っていき、県道をさらに上る。柏堂西町交差点を左折し、北高交差点を右折、リハビリ病院経由でフルコースに向かう。とにかく驚くほどゆっくり走っている。ペースが全く上がらない。まぁそれでも良いかと思いながら走り続けた。歳を取るというのはこういうことなのだろう。しらんけど。

ニセアカシアが咲き始めていたり、名も知らぬ白い花が咲いていたりして、時々立ち止まって写真を撮った。山から眺める瀬戸内の海も随分近くに見えてきれいだった。

何とかフルコース全ての坂を登り切り、芦屋川沿いを下りながら、もう少し付け加える必要があると考えた。余りにゆっくりと走っている。開森橋を渡って女子校の坂を上ることにした。

女子大前の坂を下っていくと賑やかな雰囲気が聞こえてくる。八幡神社のお祭りのようだ。道沿いには注連飾り、その先には地車が提灯をともして廻りに人だかりが出来ている。私はその道を走り抜けるつもりで居たが通れそうに無いので、迂回することにした。

山手幹線に出て、そのまま住吉川まで走り、下って2号線を東に戻り、帰ってきた。
26.84km, 3h04m08s, 1686cal, u/d 585m, 22°
大変キツかった。後半は少しペースを上げることが出来たが、最後はヘトヘトになった、いつもよりアンダーシャツを一枚減らしていたが、随分汗を掻いた。
帰宅後、軽く筋トレを済ませて風呂に入り、妻と義弟のお土産を魚にビールを飲んだ。

twenty miles

日記を書くのを後回しにするほど、忙しいというか余裕が無いのである。
下書きばかりが溜まっていく。
大変良いお天気で、気象予報士によると「一円玉」なのだそうだ。オチは「崩しようがない」。
長女は大学の実習で数泊の合宿に出掛けた。早速、地元テレビの取材を受けたようだ。YouTubeに上がっていた。
私は、本部の方で実習の手伝いを頼まれ朝から出張である。約束の時間が普段の朝より遅いので、犬と散歩を済ませてから家を出た。

夕方までびっしりお手伝いである。途中、本部の中にあるコンビニに水を買いに行って、卒業生に声を掛けられた。
「あ、先生」背後で声がして、背中をつつかれた。人事広報で数名の卒業生が就職していることは知っていた。振り向くと、二人。丁度お昼時だった。声を掛けてもらってありがたいと思った。もう少し嬉しそうにすればよかったと今にして思うが、後の祭りである。
夕方まで立ちっぱなしの作業で、疲れきって帰宅した。犬の散歩から戻った三女と夕食を取った。
ひと休みしている間に妻もパートから帰ってきた。
走りにでた。
調子を見ながら、長く走る積りでいた。
阪急夙川まで遊歩道をゆっくりと走り、山手幹線へ。芦屋川から阪急の山手の道を下り、岡本の商店街を走って住吉川を渡り、阪急御影を回って六甲登山口、動物園経由で北野坂へ。北野坂は芝生を貼り付ける工事をしていたようだった。連休中のイベントだろうか。
三宮に下ってダイエー横から旧西国街道を岩屋まで。2号線に入ってそのまま走り続け、芦屋川を渡ったあと住宅地の中を通り帰宅した。
32.05km, 3h12m15s, 1916cal, u/d 285m, 19°
タイツ、短パン、長袖アンダーシャツ、長袖ランニングシャツにジャケットを羽織る。右足首はサポーターを着けている。
ジャケットは無しでも良かったかもしれないが、少し負荷を掛けたいと思った。
体調を確かめながら走った。
東灘の住宅地はお祭りの時期らしく縁日が並んでいたり、道沿いにしめ縄が張り巡らされ、良い雰囲気である。なんと言うか、神聖で精気がみなぎるかんじがして、心地よい。
芦屋川を越えると残りは4キロ足らずだが、体力が尽きかけていた。あとは自らを鼓舞しながら家までたどり着いた。
普段、20kmならそれほど負担に感じずに走り切るが、30kmを超える距離は20km走った後にさらに1時間余り走ることになる。
体力的に使い切ったという意味で、良い練習が出来たと思う。
大変キツかった。夜8時を過ぎてから30km以上走るのはかなりタフなミッションである。ミッション。笑い。
疲れた。眠い。