生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

憧れのバイク・間一髪停まった

いい歳をして、未だにバイクに跨がっている理由のひとつは、まだ子ども達が小さかった頃なので多分十数年前、北海道の美瑛の丘で見たツーリングライダー達のバイクが大変格好良いと思ったこと。いつか乗るならあれが良いなと思えるバイクが、アフリカツインというやつです。
こんなやつ。
ホンダ アフリカツインのカラーリングを変更し発売
http://wop.gozaru.jp/xrv750.html
名前からも想像が付くと思いますが、パリ・ダカールラリーに参加していたワークスマシンのイメージを引き継ぐバイクと言うことと思われます。
私はオンロードバイクにずっと乗っていたんだけれど、大型免許を取ってVTR250から乗り換えるときに、本気でアフリカツインを探していました。結局、良く似たエンジンのBROS650になったんですが。
今のバイク(VFR1200)を選んだのも、位相クランク76度V型エンジンがキーポイントになっている訳で、未だにアフリカツインから受けている影響は大きいわけです。
アフリカツインの元になったバイクはもっとすごくて、XLV750と言うやつですが、blogs.yahoo.co.jp
まさか手に入ると思っていなかったので、探しもしませんでしたが。
その、アフリカツインが十数年ぶりに復活とのニュース。
http://www.honda.co.jp/news/2015/2150512.htmlwww.honda.co.jp
情報が余り伝わってきませんが、名前(アフリカツイン)という位なので、二気筒でしょうね。CRF1000Lと言うくらいですから、排気量は1000cc前後と思われます。残念ながら(私としては残念という意味で)V型二気筒では無いみたいですね。ホンダには今のところ、直列二気筒の1000ccエンジンは見当たりませんので、新設計なのかもしれません。ちょっと300キロ近いVFRに難渋しており、軽くて乗りやすそうなら考えないでも無いです。少し期待しているという意味です。

その難渋しているバイクで、今朝方こわい目に遭いました。
通勤の途中、場所は摩耶埠頭です。
https://www.google.co.jp/maps/@34.7006892,135.2336818,499m/data=!3m1!1e3?hl=ja
都賀川河口付近、余り見通しの良くない90度右コーナーです。カーブミラーがありますが、釣り客の路上駐車があり、また大型のトラックなども頻繁に通り、コカコーラの輸送車が出入りするところには警備員も常駐しています。
そのようなことを知っているので、このコーナーを抜けるときは大変慎重に走ります。二速まで落として、対向車が居ないことを確認して加速。コカコーラの警備員がバイクを無視してトラックに発進指示をすることも知っています。
右に曲がりきって、海沿いの道を西に向かって加速しようとした時、対向車線の塀沿いに軽ワゴンが路上駐車していたように見えました。その運転手が、私のバイクに全く目もくれず、突然発進してUターンしようとしたのです。道はそれほど広くは無く、また、大変ルーズな運転で回りきれずに切り返しが必要な状況だったと思います。
私は、まさかと思いました。私に体当たりしてくるようなタイミングでした。停車中の対向車が突然走り出し、あろう事かUターンして私の進路を完全に塞ぎました。
フルブレーキングで、間一髪停まりました。フロントタイヤにフラットスポットが出来なかったのは、VFR1200Fの極めて優秀なコンバインドアンチロックブレーキシステムのおかげです。ABSが見事に作動しました。停まりきれないというより、スリップして転倒すると思ったのです。それほどきわどいタイミングでしたし、路面は砂が浮いていて滑りやすかったので。
私が何とか停車したことに、運転手は気付いていないかもしれません。そのままのろのろと走り出し、心臓がばくばくいっているVFRのライダーを従え、今度は丁字路を右折しました。丁字路には一台車が本車線に入ろうとして右折のチャンスをうかがいつつ停止線からはみ出ていました。私を従えた軽ワゴンの運転手は、突然丁字路を右折し始め、本車線に入ろうとしている車が要るにもかかわらず、全く大回りしようというそぶりも無く、むしろ小廻りで、多分相手の運転手はかなり肝を冷やしたと思いますが、どこにもぶつからず私の視界から消えていきました。
ちょっとあり得ないなぁと思ったわけです。いろいろな危険を察知して、回避行動を取ったり、その準備をしたりするわけですが、停まっている対向車が突然、体当たりするようなUターンを噛ます。
同じ側の車線にいる車が、後ろから来るバイクに気づかずに発進してUターンしてバイクを巻き込む事故というのはときどきあります。用心しているけれども、避けられないケースもあると思っている。それは私の運の問題で、そう思うからこそ車には発進直後にUターンが出来ないような安全装置を付けて欲しいと思っている。しかし、今日のようなケースは、正常な精神状態の運転手ではあり得ないのでは無いか。高速道路逆走に近い危険な運転と思いました。
ライダーは命がいくつあっても足りません。
気分の滅入る会議が二時間以上続き、帰宅したら9時。それから走り始めて、越木岩神社の参道経由で明治村、鷲林寺南町、剣谷町、さらに六麓荘の山の中に入っていき、芦屋大学を通り、あとはいつもの道を、元気よく走りました。ブルーツースのイヤホンを付けて、アプリが走行距離を知らせてくれる設定にしていましたが、ペースを乱されました。途中でペースが上がりすぎて、最後はかなりばてて横っ腹が痛くなりました。
19.7km, 1h54m, up/down 368m, 1165Cal, 1800mL,
7kmのラップは43分丁度。長袖ジャケットを上に羽織って走りました。