生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ふりかけ

私が子供の頃、喜んでいたのりたま(丸美屋)は今でも食卓に並ぶ。
長女が産まれた頃、私たちは食事に随分気を遣っていた。今でも使っているが、当時は親二人が、子供一人にかかり切りになれたから。
常に薄味、たっぷり時間を掛け、子供の食事に付き合うことが出来た。いまは、とてもでないが、そうは行かない。効率重視。とにかく、食べてもらいたい。食事は次第に味付けが濃くなり、子供が喜ぶサイドメニューが取り入れられ、いつしか、おかずを残してもふりかけご飯を平らげ、お代わりにお茶漬け。これは宜しくない。おかずを味わい、ご飯をいただく。習慣の問題だ。ふりかけを食べるために、ご飯を食べている子も二人いる。
妻と協議の末、本日の夕食から、食卓のふりかけを追放することになった。少ないおかずで、ご飯をおいしく食べることは、子供たちが身につけるべき重要なテクニックである。納豆は毎日出るし、おかずだって決して少ないわけではない。
妻が子供たちに、晩ご飯にふりかけは無し、と宣言したのだが、子供たちの反応は意外と冷静だった。初日は特に混乱無し。
エリポンが、納豆をご飯にてんこ盛りにした程度。
ハンバーグというおかずも、子供たちにとって好ましいものだったのかもしれない。
食習慣の問題。軽視してはいけない。今まで許していたのは、とりあえず食事時間に親の負担を減らすためだ。子供たちは成長し、提案を受け入れる能力を身につけつつある。