生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

歴史的

フジテレビでフォーミュラワン中継が始まったのが、確か、87だったはず。中嶋がロータスホンダでデビューし、セナのチームメイトだった。ホンダワークスエンジンは、ウイリアムズのマンセルとピケに与えられていた。
以来、フジテレビの中継にかける努力には心から感謝している。これが、日テレやアサヒではこれほどの満足感は得られなかっただろう。視聴者をある程度の大人(マニア、ファン)として扱う、少なくとも、現地からの中継中は、という、姿勢が他局より秀でている。かなりの専門用語が注釈無しで飛び交う中継なのだ。
昨日は、レース自体が退屈だった。パッシングシーンが少なく、中継は地元ドライバーの車に偏っていた。競り合う相手のいないトップを追いかけるシーンが多かった。レースの展開上、或いは、コースレイアウト上やむを得なかったのかも知れない。
番組を盛り上げるためと思うが、「歴史的な」という言葉が何度も出てきた。歴史的な予選3位。果たしてそうだろうか?
琢磨は今シーズン、予選3位を上回る順位も何度か達成することだろう。そして、何度か表彰台に立ち、優勝のチャンスも出てくるはずだ。
このレースで琢磨は、最初のピットイン直前の数ラップでトップに立ったはずだ。歴史的な出来事は、日本人選手としては初めてラップリーダーとして記録されたことだろう。