生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

助けを必要としている人々

先日、といってもかなり前の話だが、北朝鮮拉致被害者家族会、拉致の疑いが濃厚な行方不明者たちの家族の皆さんが、そうり大臣に食って掛かって、批判されていたときに、私はテレビのニュースで見て、この人達は、本当に政治が唯一の頼りなのだ、ということを感じた。彼らは助けを必要としているのだ。その切実さを、政治家は分かっているのだろうか、と思った。
更にさかのぼり、3人の日本人がイラクで誘拐され、殺害予告が出ていたとき、必死になって救出を求める家族の様子を見て、この人達を救えるのは政治だけなのだ、と思った。彼らも、切実に政治に助けを求めていた。但し、色々な手続きを経て、ようやく派遣した自衛隊で、政府の施策が簡単に翻るのは拙いだろうから、家族の願い、というか、誘拐犯達の要求は受け入れられないだろう、とも思った。
端で見ている人、当事者でない人は、ダメなら諦める気分で居るのかもしれない。自分のものを失って、初めて分かる感情。失ってしまったものは、もう還ってこない、と思う気持ちと、今何とかしなくては、永久に失われてしまうかもしれないという気持ちは、天と地ほどの差があるに違いないと、橋田氏のご遺族を見て感じた。
その両方を、殺害された韓国人のご遺族の悲しみを見て感じたので、このようなことを書いた。