生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

下駄

とある大学の先生が云うには、教育に試験はとても大切だとのこと。
なぜなら、試験の答案は、教官が学生から得られる唯一のフィードバックであること。そして、学習結果を適正に評価することは、教える側、学ぶ側双方に有益であるらしい。
全ての受験者が満点を取る試験は意味が無く、不出来な何割かが不合格となるように、試験の難易度を設定するべきである。一般に合格点は60点以上であるので、出題者は平均点が70点程度となるように試験問題を作成する。
学生が教官の期待に応えないと、あるいはその逆に、教官が学生の期待するような講義内容や、質を維持できないと、学生の学習意欲は薄れ、試験の平均点は下がる。教えたはずが伝わっていない状況を教授錯覚というらしい。
例えば、不合格者が9割を占めることがあるらしい。教授内容か、試験の難易度設定等複合的な要因でそうなる。一般には教官の実力不足であるかもしれない。
しかし、受験者のほとんどを再試験該当者にすることは、極めて無意味である。
(この項つづく