生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

「通常の利用なら全く問題はない」

先週より、このダイアリのコンテンツとして、ニュースサイトの子育てに関する記事の紹介を含めることにした。そういった記事を掲載する上で、ネックとなるのは、情報源とするニュースサイトのリンクポリシーである。
高木浩光氏がこのことについて取り上げている。(2005年10月11日の日記ITmediaが利用規約から無断リンク禁止条項を撤廃;読売新聞社説「通常の利用なら全く問題はない」)
この中で、高木氏は無断リンクの禁止を謳ったリンクポリシーや利用規約の類が、ユーザーにとってのみならず、現実には管理者の側にも意味がないものであることを指摘している。
高木氏の記事によると、読売新聞社は10月7付け社説で、

ネットを通じて、さまざまな情報が広がって行くことは望ましい。だか らこそ読売新聞は、ネット向けのニュース配信にも力を入れている。
通常の利用なら全く問題はない。十分に活用してほしい。 そこから多彩な意見が生まれ、人と人のつながりができ、その結果、社会が豊かになればいい。

と表明しているとのこと(私自身は、この社説を読んでいない。)私が何かニュースを耳にして、興味をもつには、メディアの助けが必要で、世の中のできごとを話題にするときに、情報のソースとして新聞やテレビ、ラジオが必然的に介在する。自由なリンクを認める姿勢を示すことは、メディアのもつ公共性から、社会的使命といって良いのではないか。