生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

野嵜さん

この、来場者に不親切なダイアリのデザインというか、レイアウトは、私なりにずいぶんと考えた結果である。
何処かにあったテンプレートから適当に選んだわけではない。
余計なものを外して、最小限を目指した。リンクアンカーを少なくする。そして、strictなHTMLとする。
10日ごとの表示としているのは、私の都合だ。10日前に何をしていたか、わかりやすくするため。
リンクアンカーを減らすのは、ついうっかりと間違えてクリックすることがないように、という配慮である。有料サービスでヘッダを外したのはStrictなHTMLとするため。トラックバックを表示させないのは、怪しげなリンクアンカーをコンテンツに含みたくないから。有料サービスとすることで、キーワードリンクもほとんど引っかからなくなった。
古くからのマックユーザーである。9インチモノクロモニター時代からのユーザーである。そういったマックユーザーは、ウインドウをフルスクリーンで開くことはしない。アクティブなウインドウの背後にデスクトップのスペースを残す。
横幅が広がりすぎて間延びする、とか、一行が長すぎて読みづらい、というなら、ウインドウの幅を読みやすくなるまで狭めたら良い。文字が大きすぎると感じる人が居るようだが、私は文字サイズを指定していないのだ。どうぞご随意に、自分で調節なさったらよい。
何となく、周りに何か無いと寂しいという人は、キッズグーのお世話になるというのは如何だろう。
読者が求めるであろう様々な情報は、ブラウザウインドウをほんの少しスクロールして、リンクを一度、ないし二度クリックすると得られるようにしてある。私とこのダイアリに関する情報は「このダイアリについて」をクリックしていただいたらよいし、記事の見出しの一覧もリンクとして提供している。
これ以上何が必要なのか。
折角リンクでリソースを紹介しても、ほとんど読んでもらえないようなので、改めて引用する。

見知らぬウエブサイトを初めて、偶然に訪れたとき、どのような行動を取るかを夢想しつつ、必要かつ十分なナビゲーションとは何かを考える。(中略)

見出しと記事(コンテンツ)、これは必須だ。読んで、あるいは、見て貰うことが目的なのだから。テキストに限らず、画像であってもよいわけだが、まず、興味を持って貰いたいコンテンツを一番よい場所に置く。一目見て、下らないガッカリ、と判断した場合は、あっという間にウインドウクローズだろう。おぉっと、これは、、、と思わせたら、閲覧者は次の行動に移る。直ちに読み始めるかも知れない。私はしばしば、コンテンツの中身より、「誰が何時、何の目的で}という情報を得ることを優先させる。ただ面白そうな、しかし当てにならない情報を読んでいるほど暇ではない。人により、場合により、優先順位は逆転するかも知れないが、更新日時と作者に関する情報は必須だ。これらによって、情報の鮮度と確実性、そして情報発信の目的を伝える。閲覧者は既に読む気になっているから、これらは左上隅にある必要はない。てっぺんか最後など、わかりやすい場所がよいだろう。閲覧者が見つけやすい場所にあればよい。作者に関する情報は、簡単なハンドルネームやidを表示させておいてアンカーとして、詳細な自己紹介のページにジャンプさせてもよいだろう。

実際に記事を読んで貰って、初めてサイト内のナビゲーションが意味をなす。閲覧者がそのほかの興味深い記事を効率的に探せるようなリンクがあった方がよいだろう。話題で括ったもくじか。または日付単位でまとめているなら、時系列で並べたもくじなどだ。ブログにありがちな、「最近の」コメントやらトラックバックの「一覧」などをこれらのリンクと同列に扱う必要はないと思う。少なくとも、一覧として並べる意味は、「私のページはこんなに賑わっています」という作者の自己顕示だろう。実際にコメント・トラックバックがあったページに一覧を表示させるのは妥当と思うけれど。

(後略)

シンプルで飽きの来ないデザイン、文字が大きめで読みやすい。ということで、デザインを誉めていただいた。
レイアウトは紆余曲折の末、こうなった。要らないものを外すのは、いろいろと追加するよりも実は難しい。美しく見せるコツは、余計なものをそぎ落とすことだと思っている。
読みやすいデザインに関しては、自信がある。当たり前と言っていい。何しろ、このスタイルシートは野嵜さんのスタイルを元にしているのだから。このスタイルを取り入れるために、私のダイアリはStrict HTMLとする必要性があったのだ。
初めてこのスタイルにしたときは、嬉しくてほれぼれと眺めていた。
私なりのアレンジをいくらか入れてある。
野嵜さんが日記の更新をやめてしまって、少しがっかりしている。