生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

捨てる

コウノトリのゆりかごとか、いろいろなプランがあるんだが、私が思うことはそうではない。
いったい、どれくらいの数の赤ん坊が、袋に入れられて廃棄されているのか。
偶々、捨てた人が何を考えていたのか分からないが、通りがかりの人に気付かれる形で置かれたから助けられた。赤ん坊の生命力が自らの命を救った。
声を出さなければ、すでに事切れていれば、そのまま集配車に放り込まれる可能性が高い。新生児なら2-3キロ。生ゴミにするのはそれほど難しくないだろう。能勢町で捨てられた豊中に住む両親の子どもは2歳に近いから、10キロ以上。これはそのまま集積所に出すわけには行かんな。
義理の父は刃物とミキサーを購入していたということだが、踏み切れなかったのだ。普通の感覚の「人間」には無理だろう。
コウノトリのゆりかごとか、そういうものより、妊婦さんを把握すること。関心を持つこと。もうすぐ生まれそうね、大変だけれども頑張ってね、のひとこと。何かあったら手伝うから、言ってね。
自宅で産んで、一人で頑張って、奇妙なものが出てきて、愛情を感じる前に捨てちゃうなんて、あんまりだよ。赤ん坊もかわいそうだが、母親もそのうちに自分が犯した罪の重さに気付くときが来るだろう。
赤ん坊を救うことは、母親を救い出すことになるはずだ。
生まれたの!良かったね。かわいいでしょ、手伝ってあげるから言ってね。メールアドレスも公開しているから、何でも言って。