生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

アップルコンピュータが文化庁に喧嘩をふっかけている件

喧嘩にならないと思う。文化庁のお役人は、パブリックコメントを読んでいないに違いない。また、読んだところで理解できないだろう。

私的録音録画保証金制度を云々、より、パブリックコメントの要点は、

文化庁の典型的な隠蔽体質

に対する告発であり、また

鼻から「結論ありき」の審議会運営をす る著作権事務局には真摯な姿勢は微塵も感じられず、もはや公平公正な著作権行政を運営する適切な省庁とは言い難く、速やかに著作権行政を他の省庁に移管することを望む。

おい、タコ。多分、「端から」の間違いだと思うけど、ともかく、不適格の烙印をポンと押したわけだ。
なぜに「アップルコンピュータ」からこの意見が出たのか、他から出なかったのか。
私は以前にそのことを考えたことがある。

今後、初めて使う音楽再生装置として、iPodを選ぶ人が増えてくるだろう。そして、その先に一体何が起こるだろう?最初にiPodを手にした人に、CDは無意味で邪魔なものである。iPodで音楽を楽しむという前提で、CDは音楽情報をiTunesに取り込むための一時的な入れ物に過ぎない。もはや、それ以外の意味はない。ジャケットや解説、歌詞カードなどが必要な人は、PDFで手に入れればよいのだから。

ユーザーは価値のないメディアにお金を払う事を強いられている。何故か?ソニーにせよ、東芝にせよ、メディアを売って収益を上げている。彼らはCDというメディアを守る必要があった。馬鹿げたCCCDの採用がそれを物語っている。CCCDは、音楽をパソコンで楽しむことを拒否することが目的だった。銀色の円盤をメディアとして存続させようとする限り、家電メーカーはiPodに対抗できないだろう。

この告発文の反響が大きくなり、迫っている参議院選挙の争点のひとつになってくれると良いと思う。