生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

「テレビ局のための日本グランプリ」検証

昨日の日本グランプリについて、いくつか意見を述べる。
私はテレビ観戦であるから、会場がいくら混雑していようが、寒かろうが、行列が並ぼうが、関係ない。テレビで見ていて楽しめたかどうかと云う視点で述べる。
ポイントは三つ。

  1. スタートとセーフティカー
  2. 富士スピードウェイ
  3. 中継

あの雨の中、セーフティカー先導でスタートが切られた。もう少し待っても埒があかないと云う判断だったのだろう。しかし、結果的にタイヤは冷えて20周に渡るSC先導のラップはほとんど意味を成していなかったようだ。結局、フジテレビが生中継をすることになり、一応、二時間レースまで想定して放送時間を確保していたので、13:30にスタートせざるを得なかったのだろう。で、二時間で当初予定の67周を走るには、20周目にSCが外れる。まぁ、多分そんなところだろう。本来レースの安全確保が目的のSCが、今回はテレビの放映時間にレーススケジュールをアジャストさせるために使われた。ローリングスタートの直後の混乱は、コースコンディションから云って当然であり、テレビで見ていた私は、戦闘開始のアナウンスにびっくりして、これは危ない。これは事故が起きる。と危惧して、その通りの混乱が発生していた。テレビ局の都合なので、やむを得ないのだろう。ぶった切られて、低速の複合コーナーとなったメインストレート手前は、どんな風になったのか、興味を持って観ていたけれど、フジテレビからコースレイアウトの紹介がなかったし、結局良くわからなかった。私は二時間ぼーっと中継を見ていて、結局富士の新しいコーナーがどんなだか分からず。なんだこりゃという気分。天候の不安定さ、交通の便など、色々考えるに付け、トヨタの手抜きというか、商売根性が見え隠れする。FISCOを買うよりも、新しいサーキットを作ってしまえば良かったのに。茂木のようにね。
中継は、コマーシャルの入れ方に工夫の跡か。木村君に関しては、ちょっと中継の邪魔になっていた。まぁ、これはトヨタのイメージ戦略とか、そういう話なんでしょう。木村君目当てでF1中継を見る人が何割くらいか分かんないけれども、ときどき談話を聞かなくちゃならないんでしょうね。コースレイアウトや勝負所の解説が余り十分でなかった。塩原さんが興奮の余り、チャンピオン争いは混沌としてきたなどと仰ったが、ほぼ決定の間違いだろう。
F1って、スポーツなのよね。モータースポーツいうくらいだからね。