- http://www.asahi.com/national/update/1016/TKY200710160334.html
- http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071017k0000m040092000c.html
- http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071016i511.htm
朝日は見出しが不正確だ。
以前から、大変危険だと思っていた。
読売の記事によると、
1999年に北九州市と埼玉県岩槻市(現さいたま市)でエスカレーターの事故が相次ぎ、女子中学生や男子小学生が死傷し、2000年5月に保護板の設置が義務付けられた。
保護板は通常、厚さ6ミリ以上のアクリル樹脂製などで手すりから下に20センチ以上延ばして設置するとしている。
また、朝日の記事では、
日本エレベータ協会によると、首が挟まれたのは、通称「三角部分」と呼ばれる危険個所。同協会は「保護板が固定されていて、事故が起きるのは珍しい。よほど体を乗り出していたか、保護板に問題があった可能性もある」と話している。
とあるが、朝日の事故状況図では、アクリル板と手すりの間に14.5センチの隙間がある。これでは保護板の意味はなく、却って危険のように見える。事故状況図から判断すると、西友平塚店の保護番の設置方法、もしくはエスカレーターと建物の設計そのものに問題があるように見える。とにかく、エスカレーターは極めて危険な乗り物であることを心に留めておくべきだ。
毎日の記事には事故現場の画像があるが、固定アクリル板はこの場合危険の回避について無意味のようだ。設置方法を間違えており、設置者の責任は免れないだろう。