生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

ピットの給油装置が思いの外頑丈な件

今年のレギュレーションでは、無給油でレースを走りきるのはかなり難しそう。タイヤ交換は必須だから、ピット作業は必ず組み込まなくてはならず、ついでにガソリンも入れる。ピット作業を見ていると、タイヤ交換は数秒で終わる。結局は給油作業の終了を待って、ピットアウトとなる。
昨日のバレンシアのコースは全体としてモントリオールに似ているけれども、モナコみたいな、スパみたいな、要するにストリートサーキットで、私はストリートコースのレースが好きだ。
リーバイスのジーンズは二頭の馬で引っぱっても壊れない。つまり、2馬力まで耐えることが保証されている。F1の給油装置はその数十倍程度のストレスに耐えうるようだ。
ディフェンディングチャンピオンを擁するチームがピット作業で二度ミスをしでかした。ドライバーにクラッチを繋ぐ指示を出す人がへまをやったように見えた。特に車番1を付けたマシンの二度目のピット作業は酷かった。フジテレビの画面を注意深く見たが、このチームは従来のような棒付きキャンデーを使っていないようだ。棒付きキャンデーでドライバーの視線を遮る様子は無かったし、誰かが指示を出しているようにも見えなかった。それに相当するような何かを上からつり下げて、ドライバーはそれに注目し、何かシグナルが出た瞬間にスタートを切っていたようだ。
結局、再スタートを切るタイミングが早すぎ、マシンは給油装置を引きずったままスタートを切りかけた。
思いの外給油装置が頑丈に出来ているので驚いた。
ピットクルーが装置に引き倒されてケガをしたようだが、給油装置は壊れなかった。ラインがちぎれていたら燃料が倒れたクルーに降り注いで、極めて危険な状況だったはずだ。