生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

GSV

佐藤一郎: Web日記(2008年8月27日)より引用

(前略)いままでこうした大規模な個人情報の収集・保持は、これまで国家しかできませんでしたが、情報技術の発展が民間企業にも可能にしてしまいました。実態は別にしても、民主国家では国民に主権があるわけで、個人情報を収集される側、つまり国民がノーと言えば個人情報の国家統制は拒絶できますが、Googleのような民間企業の場合は、個人情報を収集される側には個人情報の収集をやめさせる権利をもたないことが方が問題だと思います。(中略)
テクノロジーの進歩によって旧来のプライバシー概念は通用しなくなるのは明らかですし、少なくても(Googleが今回集めているような)膨大な情報の前では、プライバシーに関する我々自身の認識も変わってしまうでしょう。Street Viewで旧来のプライバシー概念が満足できないことに不満をいいあっているより、テクノロジーの進歩を前提に新しいプライバシー概念とは何かを議論した方がよっぽどいいと思いますがね。

http://home.att.ne.jp/sigma/satoh/diary.html

リンクさせにくいので、ちょっと長い引用となった。私が感じていた漠然とした違和感のようなものにぴったり嵌った。