生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

脱ダム

山間に突如出現する工事現場をニュースで見て、ダムと公共工事地方自治の関係が腑に落ちた。そこに公務員の天下りがどのように関わるのかは分からない。
この巨大な建造物が日本国憲法に定められた基本的人権生存権などといかに折り合うか、私の想像を絶する。憲法の中に、国土と自然を守るというような一節を書き加えるべきだろう。
この計画を立てた官僚や政治家、それを引きつぎさらに予算をつぎ込もうと主張している自治体や行政機関は、国会の場で具体的な計画について、改めて説明してほしい。今まで、行政や立法には全く結果責任が問われてこなかったと思うが、政権が交代した所であるし、今後は結果責任の追及を行い、無駄な公共事業に対して背任や業務上横領か何か適切な刑事責任を設定し、追求するべきと思う。
脱ダムと前信州知事は主張したが、「無駄な公共工事」という概念が根底から改められるべきと感じた。そんな生やさしい物ではない。選挙の際に財源の話が色々出ていたが、「無駄な公共工事」のいくつかを削減すれば、大体のことを実現できるような財源は生まれそうな気がした。
それにしても、政権が交代したことでこういったとてつもない無駄に見える物が表に出た。要するにマスコミが十分な責任を果たしてこなかったと言うことなのか。