生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

封建社会、巨大なピラミッド

大晦日に秋元康プロデュースの音楽をテレビで見る機会があった。見たのは音楽というより、ダンスか、何かの総合芸術のような印象だ。
他にも幾つかのステージ(この言葉が適切だろう)を見て感じたのは、ストリートから成り上がったグループは素晴らしいサクセスストーリーを連想させるのに対して、秋元プロデュースは巨大なピラミッドを見せつけて、脚光を浴びるのはセンターに立つ権利を手に入れたごく一部。熾烈な競争社会と成績至上主義。本来なら、バックステージに隠して置くべき少女たちの苦悩をむしろ売り物にしてしまう、何と言うか、身も蓋もないと言うか、露悪的な現実を、多くのファンたちが是とする現実を見せつけられて、困惑する。
これらの大半は、本来は隠しておくべきことではないのか。