生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

バイクで事故に遭った

と言うほど大げさなものではないが、ちょっとした不注意というか、見切り損なった話し。
先日、右フロントフォークからオイルが漏れて修理が完了したところである。
今朝は、阪神高速に乗り職場に向かう途中だった。ゲートがいくつもある料金所の手前で、一番左にあるゲートに向かって2トンくらいのトラックの左側を抜こうとしたとき、トラックが大きく左に寄せてきた。よろけたという感じかもしれない。寄せてきただけならすり抜けられたと思うが、やはりよろけたのだろうと思う。ガツンと当たった。右側のパニアケースにトラックの前ドアが当たったようだ。
転倒は免れ、バックミラーを見ると、トラックは左に寄せて停車しようとしていた。
急いでいたが、逃げるわけにはいかないと思い、私もバイクを左に寄せて停め、バイクから降りてトラックの運転手と対峙しようとした。中肉中背のトラック運転手は、頭に手ぬぐいを巻いて、手には食べかけのツナマヨネーズおにぎりを持って車から降りてきて、拝むように「スンマセン、スンマセン」と謝りだした。「ミラーが当たったかと思ったんです。スンマセン」
見ると、運転席には大量の家財道具のようなものが山積みになっていて、トラックに住み込んで生活しているような雰囲気である。おにぎりを食べながら運転していて、ハンドル操作を誤ったようだ。
私の見解としては、慥かにトラックが運転をミスして進路が定まらなかったのが事故の原因かもしれないが、私も路肩をすり抜けようとしており、むしろ私の方が悪いと思っていたら、この平謝りである。こちらもすり抜けようとしたし、アイコにしよう、と言ってパニアケースの20センチ四方の擦り傷と、それにほぼ一致するトラックのドアの傷を見て、その運転手と別れた。
パニアケースはバイクを買ってすぐ、駐輪場で右に倒したときに既に傷ついていた。もっと見苦しい傷になって少々がっかりである。
転倒していたら、そこそこの怪我をしていたはずで、今身体のどこも痛んでいないのは幸運といえるだろう。
事故の相手がいくら申し訳なさそうに謝ろうと、バイク事故はライダー側の責任が大きい。というか、他人の所為にしていては自分の身体と命を守れない、というのが私の考え方である。