生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

仰向けに寝そべりながらエッジの上を滑る少年・陰謀

さて帰ろうとしたところに、学生さんが質問に来て、30分ほど話をしていた。
バイクでの帰り道は、混んでいた。
制限速度が40キロの片側三車線のバイパス道路だが、恐らくスマホなど見ながらの運転なのだろう。妙にのんびりと走る車が目立つ。数台のバイク、といってもほとんどがスクーターだが、信号待ちで主張し合う。色々と飾り立てたヤマハの250ccのスクーター、マグザムかな。男の子達が二人乗りしている。なぜか二人とも反っくり返って、ほとんど仰向けで寝そべるような、二人乗りリュージュを操縦するような感じである。半ズボンですねを出して、上半身はTシャツ、一応ヘルメットは被っているがあごひもをしていない。もちろん手袋なし。サンダル履きで、信号待ちで止まるたびにスマホの画面を気にしている。信号が青になった途端に全力加速して、三車線道路の車の隙間を縫う。危なくって見ていられない。後ろ座席で寝そべりながらスマホを弄っている少年の運命は、チャレンジ精神旺盛な友人と、周りを走る車やトラック運転手の気まぐれに委ねられている。
結局、次の信号待ちでまた一緒になる。何度もこれを繰り返した。
帰宅したら8時半を少し回っていた。
息子が夕食の食卓に着いていたが、無言である。疲れているとのこと。
私は、着替えて走ることにした。ロングタイツ、長袖シャツである。気温は高めだが、風があり、わりと走りやすい。今日は平坦な道を走ることにした。臨港線を西に向かい、芦屋川沿いを上って、山手幹線を西へ。住吉川の堤防を北に向かい、阪急の線路沿いを走り、阪急御影駅のあたりでちょっと道に自信が無くなり、南に向かった。阪神御影駅の周辺で自販機を探していたら道に迷った。
その後は鳴尾御影線を真っ直ぐ東に向かい、夙川に突き当たったあと2号線を回ってオアシスロードを走って帰宅した。それから、犬と散歩がてら公園に行って、犬に付き合ってもらって懸垂などしたが、犬は迷惑そうだった。
19.28km, 1h46m14s (1h42m50s), 1130Cal, up/down 100m, lost water 2051mL, 29°55%
走っている最中はさほど暑さは気にならなかったが、終盤はふくらはぎの辺りが火照って来た。途中、2カ所で自販機に寄り給水した。給水した後は結構良いペースで走っている。


セキュリティホールmemo経由で、総理大臣が自らテレビ出演(フジテレビ系みんなのニュース)して、強行採決で衆議院を通過させた安全保障関連の法案について説明したという話しを知った。
説明不足という批判に答えるためだろうか。そう思うなら強行採決などせずに、もう少し国会で論議を重ねたら良かったのではないか。youtubeで少し見た。
この番組自体を全く知らない。報道番組なのか、バラエティなのかも分からない。憲法学者に対する言いがかりに近い批判から始めたのもどうかと思う。また、集団的自衛権の行使が憲法違反で無いとする根拠は、随分昔の最高裁判決のみのようだ。
アメリカの次の大統領が誰になるのか、見定めてからでも遅くは無いように思う。
私は、憲法をてきとうにねじ曲げるやり方が大変気になる。憲法九条以外の私たちの生活に密着した部分まで、時の政権の都合で変えられる心配をしたくない。今後、政府は憲法をどのように扱っていくのか、明確に示して欲しい。
また、安全保障関連の法案の件は、衆議院解散事案と思う。もう一度、有権者に時間を掛けてじっくりと説明し、判断を仰ぐべきでは無いかと考える。番組の中で総理大臣は模型を使って説明していたが、憲法をねじ曲げてまでやる必要があることと思えなかった。
総理大臣は、人々を説得するのが大変へたくそだ。ましてや、模型を使ってたかが10分で分かるように説明することなど出来るわけ無い。そういうことが出来るのは、池上彰氏のようなごく限られたプロのジャーナリストだけだろう。
テレビの影響力は大変大きい。この失態は今後の審議に大きく影響するものと思われる。彼の仲間がテレビ出演の企画を立てたとしたら、これは総理大臣を引きずり下ろすための陰謀なのかもしれない。
とにかく、国の行く末を決めるかもしれない重要な論議が、ショウのように扱われて、一国の総理大臣が茶化されて馬鹿にされるこの状況は、何としたことだろう。
やっぱりテレビなど見ない方が良いと思う。