生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

書店に寄った・結果としてゆっくり走った

朝からかなり激しい雨が降っていた。
週末は神戸の山奥に8時半の約束である。電車で行くなら7時頃に乗らなくてはならない。いつもよりかなり早起きが必要である。雨脚が強かったので、妻が駅まで車で送ってくれた。
結局、その後雨は上がり、一日ほとんど降らなかった。
昼に職場に戻るときには、日差しが出ておりかなり蒸し暑さを感じた。
往復の電車の中で、本を読んでいた。『聯合艦隊司令長官 山本五十六』半藤一利氏の作品である。対米開戦を回避する切り札としての山本氏の立場や当時の日本やアジアの情勢が、比較的主観的だが、分かりやすく書かれている。対米戦争回避に命をかける覚悟であった山本次官が、聯合艦隊長官に移され、開戦準備に当たる皮肉。開戦後の話しには、余り目新しいものは無く、真珠湾の奇襲からミッドウエィでの敗北、そして長官の死が、さらりと触れられている。
私は、戦争がどのように始まったか、きちんと理解しておきたいと思う。これからも、何冊かの本を読むだろう。

第三條 日本國、独逸國及伊太利國ハ、前記ノ方針ニ基ツク努力ニ附相互ニ協力スヘキ事ヲ約ス。更ニ三締結國中何レカ一國カ、現ニ歐州戰爭又ハ日支紛爭ニ參入シ居ラサル一國ニ依リ攻撃セラレタル時ハ、三國ハ有ラユル政治的經濟的及軍事的方法ニ依リ相互ニ援助スヘキ事ヲ約ス。

日獨伊三國閒條約の条文国立国会図書館デジタルコレクション - 官報. 1940年10月21日
は六箇条よりなるシンプルなもので、その第三条は上記のごとく、三国間での集団的自衛権を定めている。これが、ドイツを敵視する国々と日本の関係を決定的に悪化させ、その後の戦争に引きずり込んだと観ることが出来るようだ。
自衛権は必要にせよ、それがどのような形であるべきか、極めて慎重な論議が必要と思われる。増して、憲法を蔑ろにする形でこの様な重要な案件を強引に決めることは、今後の国と国際社会のあり方を謬る恐れがあるのではないか。一つ間違えると、これは大変深刻な事態になる。冷静に、慎重にあるべきと思う。
帰り道に三宮ダイエーのジュンク堂に寄って、

  • ドキュメント 太平洋戦争への道「昭和史の転回点」はどこにあったか(PHP文庫)
  • 聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎(PHP文庫)
  • 漱石先生ぞな、もし(文春文庫)

以上三冊の半藤一利氏の著作を買ってきた。読むヒマを作らなくてはならない。


かなり蒸し暑い夜であるが、久しぶりに雨の心配が要らないようだったので、走ることにした。夕食を先に済ませて、9時過ぎから、長袖ロングタイツで、臨港線をゆっくりと走り始めた。近所の公園は、盆踊りで賑やかである。人通りも多い。宮川沿いを北に向かい、山手幹線を西に、途中の道を山に向かって走って開森橋を渡って芦屋の山沿いの狭い道を走る。森稲荷神社の横を通り抜け、中野八幡神社の下を通って、神戸薬科大学の前を通り、岡本八幡神社の前を通り抜けて、甲南大学岡本キャンパスを左手に見ながら西岡本キリスト教会前を通って住吉川を渡る。川沿いに下りて阪急神戸線をくぐって線路沿いの道を通って御影駅前を通り抜けて、石屋川沿いを下り、山手幹線に出て真っ直ぐ阪急夙川まで戻る。後はオアシスロードを走って自宅にたどり着く。
21.25km, 2h05m46s, 1265Cal, up/down 213m, lost water 2420mL, 27°89%
途中、二度給水した。腕をきちんと振ることを心がけて、無理にペースを上げないように心がけたにしても、遅いな。まぁ、歳なんだから仕方が無いと思うが。ちょっと残念なペースである。
帰宅後は犬と散歩し、軽く筋トレをして入浴。体重は丁度59キロ。
明日は、留学を控えた長女の壮行会で外食する。その前に、写真館で家族写真を撮る予定である。