生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

山を走った

大変良いお天気。
朝から犬と散歩した。ジョガーはそれほど多くは無いが、走っている人たちのペースが速い。神戸と大阪のマラソン大会が近いので、本気で練習している人が多いのかもしれない。
散歩から戻って職場に向かった。
職場は西側の窓から神戸港が見える。夕日が強烈である。暫くすると空が夕焼けに染まり、そのうちに藍と臙脂のグラデーションの中に港の施設の明かりが輝く。
f:id:namnchichi:20151014180446j:plain
そろそろ帰らなければと思う時間だが、眺める分には心地よい。
19時前に帰宅すると、息子がソファに寝そべっていた。眠いという。犬の散歩を頼まれているがその前に一眠りしたいという。犬がかわいそうだからと説得し、散歩に出かけることになった。
私はその後着替えて走り始めた。割と気温は高いようだ。
山に行くことにしたので、長袖シャツのみでジャケットは羽織らない。一所懸命走るつもりで家を出た。
コースを少し詳しく案内する。
f:id:namnchichi:20151018012654p:plain
我が家からは、オアシスロードが良いウオームアップコースになる。暗くなってからの時間でも数名のジョガーとすれ違う。犬の散歩の人も居るし、ウォーキングの人も多い。駅から自宅に急ぐ通勤の方もすれ違う。
2号線の横断歩道は長い赤信号だが、引っかかったときはそのまま2号線を建石筋まで下りると建石の交差点が丁度青になる。そのまま北に向かって上っていく。小さな信号が続くが、それほど長く待たされるわけでは無い。煉瓦を敷き詰めた歩道は広いが、幾分左右に勾配がある。暗くなってからは通行する人は少ない。
最初の難関は、山手幹線の交差点で赤信号に掛かるとかなり長く待たされる。ここから緩やかな上りで、洗濯屋や薬局、ファミマが目印となる。次の関門は阪急甲陽線の踏切と続く北夙川通りの交差点で、左側は歩道が途切れる。車がゆっくり走るところなので注意して走れば問題は無いと思う。
三軒目のファミマを過ぎた辺りが3.5キロで、ここから本格的な上りが始まる。県道83号線の左側の歩道は狭く、通行人とすれ違うには歩道から下りなければならない。車の通りはかなりあり、スピードを出すので注意が必要である。このあと5キロ過ぎの柏堂町(かやんどちょうと読む)の丁字路まで、ひたすら上り坂の歩道を走る。広くは無いが人とすれ違えるくらいの幅はある。日中はハイカーや高校生が多いと思うが、暗くなってからはほとんど通行人が途絶えている。バス通りなので、バス停にはバスを降りた人が居るかもしれない。柏堂町の丁字路を左に折れると柏堂西町の住宅地である。近道をしたいときはここを曲がる。
昨日はまっすぐ通り抜け、交差点からすぐのところにある自販機(キリン)でスポーツドリンクを買い、更に83号線の坂を上って明治村(6キロ付近)まで走って左に折れ、鷲林寺南町(じゅうりんじみなみまち)に入り、一番奥(9番地)まで上る。明治村の手前で少し下りがあるが、ここまで約3キロ上りが続く。鷲林寺南町の住宅地は初め緩やかな上りだが、最後はかなりきつい上りとなる。最高点が7.3キロ過ぎ辺りで、標高が315mである。この時間帯はほとんど車も人も通らず、道も割と広いので走りやすい。犬が吠える家が何軒かある。今日は道路で蛇が死んでいるのを見かけた。どうやら車にひかれたらしく動かない。
f:id:namnchichi:20151017201107j:plain
まぁ、たまにこういうこともある。
夏の間は走っている最中にクワガタやカブトムシを見つけるかもしれないと思っていたが、結局一度も見なかった。鷲林寺南町を下って、夙川の源流を渡り剣谷町(けんだにちょう)に入る。山沿いのなだらかな上り下りの道で走りやすい。
柏堂西町(かやんどにちまち)に入り、3番地の出っ張りを上って、一気に下る。西宮北高の交差点まで下り、(そのまま更に下ると柏堂町丁字路に出る)交差点を右折し西宮北高の脇の坂を下る。ここはかなり急な坂で、車も結構通りスピードを出すので、用心が必要である。
下りきったところを右に曲がり苦楽園3番町を通る。ここは上り下りがかなりある。芦屋市に入ると六麓荘町(ろくろくそうちょう)でことさらに立派なお屋敷が並んでいる。ここの上りもかなりきつい。登り切っておよそ10.5キロ地点で大きな上りはここまで。ここからの下りもかなり急で芦屋大学の構内を通り抜けると日の出坂だが、交通量が結構ある上に歩道が無いので車が上ってきたら立ち止まって脇によける方が良い。下りきって六麓荘の丁字路が11.5キロ付近である。
芦屋病院の手前に山麓公園があり、ここで給水が可能である。芦屋病院前は結構な上り坂で、歩道も狭く走りにくい。
霊園前から緩やかに上っており甲南高校前の信号はいつも青で引っかかった試しが無い。
山手町に入って最後の上りがあり、浄水場まえの信号(13.5キロ地点)を渡って県道344号線を下り始める。約1キロ続く下りで初めは緩やかだが、最後はかなり急である。歩道が狭い上に阪急芦屋川駅から歩く人とすれ違うので、難所の一つである。
開森橋を渡ってから下りは緩やかになる。阪急芦屋川駅の高架下はお迎えの高級乗用車が路上駐車しており、またタクシーの出入りもありバスも頻繁に通るので、ジョガーにとって難しい場所である。
芦屋市は無計画に桜の木を歩道に植えるのは止めて欲しい。芦屋川沿いの歩道は街路樹の桜が邪魔で走るには適さず車道に下りることになる。河川敷も走れるが、夜は暗いのでお勧めできない。国道2号線の信号待ちが大変長いので、信号に引っかかったら河川敷に下りて2号線の下をくぐることにしている。
2号線を過ぎると交通量は減り、走りやすくなる。阪神本線芦屋駅の高架をくぐり、国道43号線のアンダーパスが恐らく最後で最大の難所である。狭い歩道があり、車は「徐行」する事になっているが、徐行しない。余り交通量は多くないが大変気を遣う。信号で芦屋川を渡り、更に下って臨港線に入ったところで17キロ付近。臨港線をどんどん走って途中三カ所に信号があるがさほど待たされることは無いと思う。ジョギングコースとして整備されており、ほぼ平坦なので走りやすい。このまま夙川を渡って帰宅すると約19.5キロほどである。
鷲林寺南町の最高点が315m、恐らく自宅が海抜2メートルくらいと思う。起伏を合わせると上り下りは約460mとなる。
臨港線に入らずに南芦屋浜を回ると2.5キロくらい距離が増える。柏堂町丁字路を右に曲がって西高の交差点から西高の脇を抜け苦楽園神社から苦楽園筋に抜けるのが丁度良い近道になると思う。
阪急芦屋川駅手前に、立派な公衆トイレがあり、紙も配置してある。水飲み場のある公園も何カ所かある。
難点は、イノシシに出会う危険性があること。前半が相当キツい上りだがペース配分を間違えて体調不良に陥ったときに帰宅困難となる可能性があること。走っている間に気温が下がること。
毎日は無理と思うが、週に一二度走るにはとても良いコースと思う。
上りはできる限りペースを保ち、下りはストライドを伸ばす。そのようなことを考えながら走り切った。最後は南芦屋浜に渡り、運河沿いの道を走った。
20.74km, 1h57m00s, 1221cal, up/down 469m, 19°64%
公園に寄って鉄棒にぶら下がってから帰宅。
土曜日の恒例で、妻と二人でビールを一缶ずつ飲んだ。