生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

誕生日だった・グループの解散

全国的に荒れ模様の一日だったようだ。
誕生日だったが、家族以外の誰からもそのことについて言われなかった。
仕事にでるときに、妻からご馳走は何が良いかと聞かれたが、何も要らない。いつも通りで良い、と言う返事をした。
思い直して、職場から妻にメールを入れたが、返事が無い。帰り道、三宮でケーキでも買うかと思ってメールを送ったが、やはり返事が無い。
今日も三宮で危うくピタパカードをかざしそうになった。
電車の中で、息子がケーキを欲しがっているというメッセージが来て、阪神西宮に寄り、ユーハイムでキャラメルパイを買った。
店員が、帰り道のお時間を聞くので、15分くらいと答えると、保冷剤を入れましょうか?という。寒いから要らないよと返事をした。とても冷たい風が吹いていた。
妻はパエリアを作ってくれていた。私の好物である。
パイを買うために寄り道してから帰宅すると、皆すでに夕食を済ませていた。
デザートは買ってきたパイの五分の一と妻が用意してくれたぼた餅。
留学中の娘からは、ラインでメッセージが届いていた。実家の父からもメールが届いていた。
私の誕生日はいつもそんな風である。
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職場にマイナス80度で凍らせるフリーザーがある。その中で捜し物をした。
それだけのせいでは無いはずだが、右手の指先がしもやけである。
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画像は右手で、人差し指と薬指の先端が腫れ上がっている。感覚が鈍いが痛みなどはそれほどでも無い。
足の指もしもやけで全体に腫れている。靴が窮屈である。ジョギングの影響はあると思われる。
走っていると、視覚に異常を感じることがある。急にまぶしい光が目に入ると、暫く残像が残って目がくらむように感じることがあると思う。特にまぶしいものを見たわけでもないのに、両目の視野の広い範囲を残像のような影が覆う。まぶたを閉じると余計気になる。走り続けて「身体が温まる」と徐々に気にならなくなり、そのうちに残像は消える。理由はよく分からない。
特に右足の脛から足の甲に掛けて、感覚が鈍い。病院で調べてもらった方が良いかもしれない。


バンドの解散はなかなか手間が掛かる。
ビートルズはマネージャーの死をきっかけに、グループがばらばらになっていった。
リーダーシップを取ろうとするものがでると、それに付いていかなけらばならない者が出てきて、付いていくことに不平を言ういものが出てくる。そのような話しを、私は『回想するジョンレノン』というレノンの自伝を読んで感じた。バンドのメンバーは、いろいろな面倒はすべてマネージャーに任せて、出来るだけ作業を単純化したい。気の合う仲間とパフォームしたいわけだ。ところが、気の合う仲間が命令し始めるといろいろな面倒が自分の目の前に現れる。
ポールは自分こそがビートルズだと思っているような印象を他のメンバーに与えてしまい、ジョンはそのバンドに熱心になれず辞めるといいだしたが、ポールに説得され取りあえず発表を思いとどまる。その間にポールがバンドを脱退する準備をして先に脱退を宣言した、というのがジョンの側から見たビートルズの解散に至る道筋のようだ。この件でジョンはポールに騙されたと感じているようだった。

今回の人気グループの件だが、おそらく事務所のオーナーはタレントとマネージャーの関係を軽く見ているのではないか。マネージメントがされない状態になると、グループを解散することすらとても難しくなるのだろう。現に、グループが抱えているレギュラー番組があり、彼らはそれに生出演して数千万人の前で釈明を迫られた。

以前別なところで書いた覚えがあるが、全国向けに生中継のカメラを向けられる状況は、目隠ししてこめかみに銃口を突きつけられているのと大差ないのである。マネージャーが機能していない彼らは、カメラの前から逃れる術が無い。生中継のスタジオで大げんかを始めるのも一興だっただろう。しかし、解散を言い出すにはもう少し準備が必要なのだ。その準備を手伝ってくれるのは、マネージャーというわけだ。


一昨年、一度だけバンドを組んで演奏した。私は古いブルーズやロックをやりたいと思っていて、たまたまメンバーが揃って一度だけステージに立った。
今にして思うと、そのような音楽をやりたいと思っていたのはメンバーの中で私だけだったようだ。音楽的な経験や技術と言う意味では私はほとんど役に立たなかったが、私がリーダーとしてやりたいような曲をやっていたと思う。私が抜けたあとは、グループ名も演奏する曲目もすべて変わったそうだ。つまり、一度だけステージに立ち、バンドは解散したと言うこと。
そのうちに、気の合う仲間に巡り会えれば是非続きをやりたいと思う。残念だが、一人で弾いていてもさっぱり上手にならない。