生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

汗を掻くこと

週に一度くらいはバイクを動かそうと思っている。
金曜日は、神戸の山奥に行く日で、少し早めにとリクエストされたたので、バイクで行くことにした。
ところが、いつも通っている阪神高速神戸山手線が工事で通れないことに、高速に乗ってから気が付いた。やむを得ず、湊川で高速を降りて下の道を通ることにした。少し時間に余裕があり、それでも間に合う積りでいたが、道に迷った。
神戸の山奥に行くはずが、目の前には明石海峡大橋が見える。これは間に合わないと思い、バイクを道端に停め、ヘルメットを脱いで電話を掛けた。バイクで道に迷うと大変面倒なことになる。道を確認するのもいちいちバイクを停めて手袋を脱がなくてはならないし(スマホの地図アプリを見る)、電話を掛けるにはヘルメットを脱がなくてはならない。道を探しながら走ると注意が散漫になり大変危険なのだ。
神戸の山の中には、いわゆるニュータウンが点在していて、道案内が刹那的である。つまり、あるニュータウンの交差点には直進すると目的地がある様なことが書いてあり、直進して現れる次のニュータウンの交差点には肝心の道案内が見当たらない。私はそのようなときにはジタバタせず、一番太い道、もしくは直進を選ぶが、今日はそれが裏目に出た。やむを得ず、神戸鳴門明石自動車道に乗ろうと思い、緑色の看板の言う通りに走った積りだが、結局高速道路の乗り口が見つからず、全く狐につままれたような気分になった。あまりにトリッキー過ぎやしないか。
結局、40分遅れで出先に到着。本来は15分早めに着く予定でいたので、1時間近く無駄にバイクに乗っていたことになる。事故にならなくて良かったと思う。
取りあえず、大変疲れた。イヤね、バイクに乗るって疲れるんだよ。


職場ではいろいろと辛いイベントがあった。イベントが辛いのか、バイクで疲れたせいかよく分からない。
帰宅すろと、今日も三女が夕食を作ったとのこと。肉じゃがである。少し薄味と思うが、悪くない。サラダも美味しかった。
一休みしてから、今日も着込んで走ることにした。汗をたっぷり掻くつもりである。
苦しそうな人を見て、「身から出た錆び」なんぞと思うことがある。自業自得というのも似た言葉だ。どちらも大変きつい言葉だ。当事者以外は使うべきでは無いかもしれない。その人の自業をある程度正確に理解している人のみが使えるのではないか。身から出た錆びも、身を錆びさせる出来事を知る当事者のみに言う資格があるのではないか。誰かに錆が浮いているのが見えるのであれば、自分の身体も相当さび付いていると思うべきだ。身から出た錆びとはそのようなものである。
着込んで汗を掻いているうちに、私の錆が流れ落ちているかもしれない。
しかし、自分に錆が浮いているのかどうかも定かではないし、汗を掻いてそれがどうなるのかも分からない。
言えることは、私は走る経験をもっており、汗を掻くと身に出た錆がどうなるかを試すチャンスを持っているということ。
昨日と同じように着込んで、オアシスロードを北に向かう。2号線で赤信号に掛かったので、そのまま2号線を西へ。宮川沿いを北上し、山手幹線にでて芦屋川沿いに開森橋まで走って住宅地に入り、女子校と女子大の坂を上って、小路八幡にお参りし、禊橋から岡本公園の梅を眺めながら、甲南大学の横を新落合橋まで走り、住吉川沿いを下って山手幹線を東に戻って芦屋川から臨港線に降りて、最後に川沿いの道を一周した。
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走り終わってから犬を誘って公園に行った。順手の懸垂、逆手の懸垂、平行棒の脚振りプッシュアップを15回ずつ2セット。やっている間、コロは正座して待っていてくれた。
たっぷり汗を掻いて、錆が少し汗で濡れたがそれでおしまいである。