生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

暖かくなった

随分日が長くなったと思う。
花粉が飛び始めているはずだが、私は余り気にならない。目が痒くなったり、くしゃみが出るようなことはあるが、気の毒な人たちに較べると、全くどうということも無いし、普通に生活できる。人々にはいろいろな弱点がある。
私の場合は花粉では無く、寒さだ。冬のライダーにとっては致命的と言って良い。
つまり、寒いと思う以前に自律神経が勝手に反応する。指の血管が収縮し、指先に血液の供給が途絶する。その後、しもやけという現象が起こり、指全体が腫脹する。かなりの苦痛である。
血管が収縮し指先の血流が途絶するだけでも、日常生活にはかなりの影響がある。今日は神戸の山奥の仕事に出むくのに、暖かかったので通勤にバイクを使った。かなりの時間を節約できる。バイクから降りてしばらくの間、左手の人差し指と薬指の指先が蒼白になり(レイノー現象という)感覚が麻痺した。今までは万年筆でカルテに書き込んでいたのだが、電子カルテ化されてパソコンを使わないと仕事にならない。指先が思い通りにならずパソコンのキーボードがたいへん打ちにくく、難儀した。足先も同様にしもやけが出来て腫れるため、靴に当たって指が痛む。
さほど寒いと思わない日でも、そのようになる頻度がたいへん高くなっている。
血管の収縮が、脳の組織で起きれば、脳虚血になるだろうし、心臓で起きれば狭心症や心筋梗塞になるかもしれない。
皮膚科で塗り薬を出してもらうどころの話しでは無いのかもしれない。


昼ころに職場に戻り、迷える学生さんたちと面談。
研究室の学生さんたちとディスカッション。塩基配列の読み方について助言などなど。自分の実験もやって、来週の準備は出来たはず。
夕方、暗くなってからバイクで帰宅した。
それにしても、私のバイクはこんなに遅かっただろうか。まぁ、アクセルをふかせば早いのだが、するとあっという間に制限速度を超えてしまう。多分、NSRとか、XRなどの250ccのバイクを使った方が、通勤路のストレスは少ないのだろう。
帰宅したら、妻が疲れている。受験勉強中の息子の相手や、花粉や、ぐうたらな亭主の世話など、さまざまなストレスで困憊しているようだ。
私は、夕食を済ませてから暫く教科書を読んで、やがてジョギングに出かけた。
いつもよりかなり暖かいのは分かっていたが、どんな服装が適切か少し悩んで、ネックウォーマー無し、オーバーパンツ無しで石屋川まで廻ってきた。
20.26km, 1h57m11s, 1200cal, up/down 117m, 11°/47%
ペースを維持して、わりと心地よく最後まで走り切った。御影の天神にお参りして、阪急御影経由で戻ってきた。


今日は、ソールがツルツルにすり減ったブルックスで走った。サイズは9Dで、これが最も良く私の足にフィットする。まぁ無理すればあと二月くらい履けるのかもしれない。とにかく、靴底がツルツルである。
次女のインフルエンザは、どうやら峠を越えたようだ。
ほっとした。家族にインフルエンザ患者が出ることは、たいへんなことである。
自分も感染している可能性がある。いつ具合が悪くなるか分からない。結果的に誰かに移すかもしれない。
何かあると、すぐにインフルエンザに結びつけて考えてしまう。自分の健康に自信が持てないと、生活が大きく制限されるということだ。
どうやら私と私の家族は大丈夫のようだ。
走っている間に考えていたことについて、もう少し書き足すかもしれない。