生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

六甲をバイクで走った

昨日は日記を書かずに寝た。忙しかったのだ。
昨日何があったか、思い出すためにはきっかけが必要だ。ツィッターのつぶやきはそのためにある。(私の場合)
そういえば、昨日は金曜日で、神戸の山奥に出かけたのである。雨の予報で、バイクは自宅に置いて電車に乗っていった。
昼に職場に戻るバスの窓からぼんやりと往来を眺めていたら、歩道を歩く女性の多くが白い衣装を身につけている。白が今年の流行なのだろう。私は余り白い服装を持っていない。汚してしまう心配をする。下着が透けて見えるのも下品な感じがする。
職場では、いろいろな雑務に該当する仕事を片付けて、夕方の歯科受診に間に合うように定時で職場を後にした。
歯科は思ったより早く終わり、丁度雨も上がって涼しい雰囲気だったので走ろうかと考えていたら、妻が今日は休む方が良いのではないかと意見を述べた。妻はいつも最も私の近くで私を比較的客観的に見てくれている。特に、私の健康状態に関して、私自身の感覚(自覚)よりも彼女の観察の方が当てになる。妻の助言に従い、走るのは止めた。やはり疲れているし、眠い。仕事はそれなりに捗った。


土曜日。
仕事は休みであるが、長男は部活で、妻は弁当作りで早起きしなければならない。息子はなかなか目が覚めず、その上起こされて不機嫌である。気持ちは分かるし良くあることだが、理不尽だ。
私は、概ねいつもと変わらぬ時間に布団から抜け出し、朝食を済ませてから犬と散歩に出た。
何故かジョガーが少ない。
散歩から戻って、すぐに美容院に向かった。丁度二ヶ月ぶりである。前回行ったときに二ヶ月後の予約を取っている。
美容師といろいろと話しをしながら、かなりさっぱりするように切ってもらった。そしてまた二ヶ月後の予約を取った。
美容師は私よりかなり若い男性である。私のことをかなり理解してくれている。技術的にも優れていると思う。こちらの希望を幾つか述べて、あとは任せる。彼は、時々私の意向を確かめながら作業していく。
彼には小学生のお子さんがいらっしゃる。見かけから、恐らく私より20歳くらい若いと思う。
私は、昭和7年生まれの父親に強い影響を受けている。父は戦争が終わったときに中学生で、もちろん戦場に行ったわけでも、招集されたわけでも無いが、徹底的に軍国主義教育を叩き込まれ、幼年学校や士官学校進学に憧れていたのが、8月15日を境に世の中がひっくり返り、威張っていた軍人は居なくなり、明日食べるものが無いと言う状況を経験している。「大したことない」筈の敵艦載機の機銃掃射の音を防空壕の中で聴いた経験がある。
そのような世代の父に育てられた私たちの世代は、今後重要な責任を担う必要がある。阪神淡路大震災から既に20年以上が経過しているが、私が生まれたのは国土が焦土と化してから20年過ぎていなかった。浜辺にはトーチカがあった。防空壕の跡があったり、招魂祭の時、護国神社の境内には傷痍軍人さん達が座っていたことを覚えている。
軍国主義教育や、全体主義の社会に対する嫌悪感を聞かされている私たちの世代は、日本のこれからについてもっと発言しなくてはならないと思う。自分より20歳近く若い美容師さんと話をしていて、そのような感想を持った。
一旦家に戻り、バイクで職場に向かった。
出来れば週に一度はバイクを動かしておきたい。夕方までに仕事を済ませて、帰路は少し遠回りして六甲山の中を通った。心地よいワインディングが続くが、残念ながら遅い乗用車の後につくことになり、余り快適とは言えなかった。ほとんど二速と三速の間を行ったり来たりで、時々一速まで落とす。
夕食を済ませてから、走りに行った。
久しぶりに山登りにチャレンジした。かなり暑いかも知れないと思いながら、Craftのアンダーシャツの上に長袖シャツ、下はロングタイツに短パンである。数日前よりは体調が良さそうだった。
県道82号線の阪急甲陽線踏切を越え、北夙川通りを渡って、坂を上り始めたとき、前方に走っている人が見えた。追いつくかと思ったが、意外と速い。なかなか追いつかず、寧ろ離される。坂の途中で彼は立ち止まり、膝に両手を当ててひと休みしているところを追い抜いた。意識してこちらもいつもよりペースが上がったようだ。
銀水橋を渡ってすぐの東側に小さな公園があり、水飲み場があることに気付いた。今まで何度もここを通っているが、何故か見逃していた。普段は道の西側を走るので道路を渡らなくてはならないが、貴重な給水ポイントが1つ増えた。
いつもより上りのペースが速かった。下りに入ってペースを落とさないように気をつけた。病院前でもう一度だけ給水し、最後まで走り切った。
19.83km, 1h56m53s, 1177cal, u/d 466m, lost water 1728mL, 20°49%
犬と散歩がてら、公園で鉄棒にぶら下がった。
帰宅すると、次女が長女とアプリで通話していた。今月末に宿舎から出なければならないとのこと。その後は7月初めまでアメリカ国内を旅行するつもりで居るようだ。