生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

長く走った

土曜の朝。少し遅めに朝食を取った。
夜半はかなり激しく降って、落雷もあった。
朝になって雨は止んで、降水確率は20乃至30%との予報が出ている。
犬と散歩に出た。路面はまだ濡れている。ジョガーもいつもより少ない。
散歩を終えて仕事に出かける。
週末を逃すと2週間バイクを動かさないことになる。空を見上げ、雨が落ちてくる可能性が高いと思ったが、決意を固めてバイクで出かけることにした。往きは一瞬雨粒を感じたが、概ねドライコンディションだった。
空模様を気にしながら仕事をこなす。夕方になって本降りになっていた。これではちょっと厳しいと思い、小降りになるまで仕事を進めてから帰宅した。帰り道はまだ降っていたが、私のバイクは1200CCのツアラーである。ある程度スピードを上げていれば出来の良いカウルが雨粒を防いでくれる。また、およそ18キロの道のりのうち10キロは屋根付き、つまり阪神高速の高架の下を走ることが出来る。
雨の中、ほとんど濡れずに帰宅できて、自分のバイクと運の良さが誇らしい気分である。
夕食を済ませて、ひと休みしていると雨が上がったので、走ることにした。
ポッドキャストを聴きながら走るが、英国のEU離脱で持ちきりだ。私なりに何か考えながら走ろうと思った。
移民問題であるが、中東の紛争が多くの難民を生み、それらがヨーロッパを目指して移動しているという理解である。ヨーロッパと中東は地続き、あるいは地中海を挟んでいるが、大変近い関係であろう。紛争地域の不安定さの原因はイラク戦争そのものあるいはその戦後処理のまずさなのだろう。内戦の被害と迫害を逃れて移動したシリアの人々がヨーロッパに入り、ヨーロッパ連合の崩壊のきっかけを作るという状況は、なにやら太古のゲルマン人達の移住によりローマ帝国が崩壊したことを想起させる。
(追記:ここで問題になる移民は、昨今中東から入り込んでいる移民よりも、ヨーロッパ各地からの移民ということのようだ)
ヨーロッパ連合をひとつの国と捉えると、その中の有力な行政区画が分離独立を宣言することとなり、世が世なら内戦勃発の危機であろう。英国内でもヨーロッパ連合残留を望む地域が独立を模索する動きを見せているようだ。
戦争が起こらなければ良いと思うが、まだ状況は動き始めたばかりだ。
英国の投票結果を受けて、株価が下がったり、国際為替が変動した。世論調査では離脱派が優勢と伝えられていたと言う認識だったので、既に織り込まれているのかと思っていたが、まさか離脱しないという観測が強かったようだ。そのような政治的判断を国のリーダーが行うとすれば、それこそ戦争を覚悟するような重大事項で、離脱は出来ないだろうが、国民投票となると今の生活に不満があって世の中が少し変わるといいと思う人が多かったようだ。
離脱派のリーダー達は、新たな独立記念日とはしゃいでいる。
民主主義は怖い。
首相は、私は船長に相応しくないと述べて、辞意を明らかにしたとのこと。まぁ、これからいろいろな手続きをしていく中でいろいろなことが起こるに違いない。
路面はまだ濡れていて、ところどころに水たまりがある。
香櫨園駅から阪神沿い南側の道を走り、打出を過ぎたところで北に向かい、2号線を越えて芦屋川沿いに出た。芦屋の住宅地に入り、阪急神戸線をくぐって北側の道を走り、小路八幡にお参りしたあと更に住宅地の狭い道を走った。住吉川を渡り住宅地を抜けて御影駅前に出て、石屋川沿いで水を飲み、徳川道へ。都賀川沿いを下り、43号線を越えたところから旧西国浜街道に入り、
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靑木から国道43号線に出て、最後は芦屋の住宅地の中を走って戻ってきた。
25.00km, 2h41m02s, 1530cal, u/d 159m, 22°83%
長袖シャツにジャケットを羽織り、ロングタイツに短パンで走った。
途中、なんか変だと思い帰宅してみると、左足の脛が蚊に刺されて腫れていた。走っている最中にタイツの上から刺されたらしい。
随分汗を掻いた。少しペースを上げて走った。ペースは保てていたと思う。
雨上がりのせいもあると思うが、ほとんど人とすれ違わずに走った印象である。