生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

山に上ってきた

ちょっと古い話題になるが、天皇陛下が引退の希望を示されたとのこと。
www3.nhk.or.jp
上記、NHKの記事によると、5年前からそのご意向を示されておられるようだが、何で今まで表に出なかったのか。
「生前退位」という言葉だが、「退位」で良いではないか。「ご引退」でも良いかもしれない。
憲法にお立場が規定されていて、前文には何もないが、第1条から第8条までが天皇についての規定である。(その次が、有名な戦争放棄、非武装を謳った第9条である)
憲法では、地位は主権の存する日本国民の総意に基く(第1条)こと、地位は世襲だが細則は国会が決める皇室典範による(第2条)、国事行為は内閣が責任を負う(第3条)、政治には関与しない(第4条)、摂政を置いても良い(第5条)、具体的な仕事の内容(第6条、第7条)、財産は国会が管理する(第8条)
それから、皇室典範
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxoutrefdata.cgi?H_FILE_RECNO=07965&START_P=0&END_P=0
をみると、死ぬまでその地位に就き続けて、どうしても無理になったら摂政を置くが、そのようなことは皇室会議で決める。会議のメンバーは皇族2名、衆参議長副議長(4名)、総理大臣(議長)、最高裁裁判官、など)
引退したいと思っても、自分では決められない。世襲で地位に就き命尽きるまでその地位で重責を担わなければならない。
もう随分のお歳だし、元気なうちにやっておきたいことがあるのだろうと想像する。後継者も育っている。
早急に、陛下がまだお元気なうちに、ご退位について話しを進めるべきである。憲法の改正か、あるいは皇室典範の改正という事になるだろう。
5年まえからご希望があり、全く話が進んでいなかったと言うことのようだ。
先日、大橋巨泉氏が亡くなった。陛下とは同じ世代である。
所謂、昭和一ケタの世代は、戦争経験について語りうる最後の世代と思われる。彼らに残された時間は短い。
その後の世代は、経験の伝承に責任を持つべきである。
陛下は地位から離れて残された短い時間でいろいろやりたいのだろう。5年はきわめて大きな時間のロスである。


相変わらず、涼しい。天気予報が雨とのことだが、結局ほとんど降らなかった。
いろいろな雑事を済ませた。
実習生が戻ってきた。
同僚の講義に出た。全8コマのうち最後の2コマを提供した。自分の担当部分を6コマに収めるために、かなり苦労した。理屈をきちんと説明してこその講義と思う。言葉や式のうち、どれが試験に出るかを教えることに何の意味があるのだろう。自分のやり方と随分違っていた。どちらが学生さんたちのためになるかはよく分からない。
ちょっと辛い気持ちになった。


息子を高校に迎えに行くために、いつもより早めに職場を出た。
夕食を済ませて、ジョギング。背筋痛は少し残っている。昨日の同じ格好で、山に行くつもりで家を出た。
オアシスロードを2号線に出て建石筋を駆け上がっていく。柏堂町の丁字路を左折して、北高交差点を右折するいつものコースである。ものすごく暑いとは思わなかったが、脚力は追いつかず。長いウォームアップをしている気分で山に上っていった。下りも全く足が付いていかない。
19.38km, 2h09m41s, 1204cal, u/d 462m, 25°94%

5月15日に一周回って以来と思う。その時は2時間丁度だった。ベストラップは110分を切っている(3月17日)。
ゆっくりとだったが、何とか走り切った。上りも、下りも覚束ない走りだった。
大会に向けて、何度かこのコースにチャレンジしていきたいと思う。