生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

人を好きになる

誰かを好きになることと、誰かを愛することの違いについて、しばらく考えていた。
愛するということは、能動的である。だから、嫌になったら止めたら良い。相手があることなので、多少の配慮はあってよいと思うが、キャンセル可能である。
好きになるとは、対象を受け入れると表明することである。
人それぞれに、さまざまな性質がありその時点で明らかになっていないことが殆どである。今後新たに判明することが沢山あるのは当然である。その時点で分かっていないことを含めて、受け入れる決意をすることが好きになるということである。良いところも、自分にとって都合の悪いことも含めて受け入れる判断をするのである。
美しい花も、しばらく経つと萎れて散るのである。
みずみずしい甘い果物も、噛んでいるうちに渋みで顔をしかめることがあるかも知れない。
全てを含めて受け入れることを表明する判断は大変重い。正しい判断をするには、さまざまな経験があった方が良いし、想像力も必要だろう。
あとは幸運か。

有名な男性タレントが離婚を発表したニュースを耳にして、考えていた。。芸能ニュースに詳しい三女や、興味をもってニュースを見た妻によると、不倫とか浮気とか、そういった慰謝料の請求に繋がるような話ではないそうだ。かいつまんで言うと、家族と過ごす時間より仕事を選んだことが原因らしい。小さな男の子が二人いるそうで、お互いが抱く家庭のイメージが現実とはかけ離れていたと言うことだろう。

「好きになった」ことをキャンセルするには、このような形で自分の間違いを明確に認めざるを得ないということである。