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生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

暴走しないライダー達

自分自身もバイクに乗っていて、興味がある。
かつて、といっても私が若かった頃に較べ、バイクはすっかり廃れた。
最近、よく見かけるのは、

  1. 原付スクーターのご婦人、大学生。
  2. 250ccもしくは125ccのスクーターを飾りたてて乗っている人たち(しばしば作業着)。
  3. 400ccや250ccの4気筒を妙な改造と空ぶかしで乗っている人たち。
  4. ハーレー、BMWなどの大型バイクに跨がる所謂リターンライダー。

と言ったところだろう。
帰省のフェリーの中で、北海道に渡る豪華なバイクで立派なジャケットを羽織ったリターンライダーを沢山見かけた。北海道をドライブ中に、これらの人たちを殆ど見かけなかったのはなぜだろう。北海道上陸後に彼らはどこに行ったのだろう。
原付スクーターでチャレンジし続けるご婦人と大学生達は、本当に安全には気をつけて欲しい。バイク事故の大半はこの人達で占められていると思う。
所謂大型スクーターは図体は大きいが、排気量はせいぜい250ccの単気筒である。しばしば大きな音が出るように排気管に工夫を凝らしている。教習所で一度大型スクーターに乗ったが、楽しいと思わなかった。どこが良いのか分からない。
一方、中型の4気筒エンジンのバイクに妙な改造を施して乗っている人たちは、かつては暴走族という言い方をされていたと思うが、今はなんと呼べば良いのだろう。特徴としては、かなり古いバイクに乗っているか或いは古いバイクに見せかけるような改造をしている。ホンダのCBX400Fがこれらの人達にとってのステータスだ。35年前のバイクである。その当時、期待はされていたけれどちょっと中途半端でトップブランドとは言えなかったと思う。30年あまり経ってようやく思わぬ人気でトップに躍り出たようだ。中古車市場では目玉が飛び出るような値段で売買されているので、これを改造して走っているライダーはかなりリッチな素性か、もしくは生活の全てをバイクにつぎ込んでいるかのどちらかだろう。あのバイクのお値段を知ると、多少大きな音で、顕示したくなる気持ちになることは理解できるし、峠に行って転ぶようなリスクを負うよりも、町中でゆっくりまっすぐ走るというのも理解できる。(しかし迷惑この上ない)
多くの市民が寝静まった時間というのに、外でうるさいオートバイの排気音が聞こえたら、その中の一台か二台はCBX400Fかもしれない。
このところ夜にジョギングするので、そのようなライダーたちを目撃する機会が増えた。
彼らは、一見古典的な、到底理解不能なパーツを装着して、爆音を響かせるような改造を施し、空ぶかししながらゆっくりゆっくりと幹線の国道を走っている。数名のグループで走るのもかつてと似ているが、決定的に違う点があることに気づいた。
以前なら、最後尾のライダーは信号が赤だろうが、空ぶかしをしながら突っ切って行列に付いていったのだが、今頃は、先頭のライダーが後尾のライダーを気遣い、信号が変わりそうになったら交差点の手前で止まって後続を待つ。つまり、その時間に国道を走っている交通のなかで、最も騒々しい一方、交通ルールを厳密に守るっているのである。
何にせよ、うるさいのは嫌いだが、かつてのように小遣いを叩いて買った安い中古を改造するのではなく、実はもっとリッチで見栄っ張りのライダーたちと思う。
妙な改造を施されたバイクがかわいそうな気がする。