生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

レベル22

モンスターを集めるゲームの話である。
やっていて、パチンコとよく似ている。射幸心を煽るのである。
レベル21から22に上がるのに、75000ポイント必要である。
ザッと計算してみる。ストップでアイテムとやらを手に入れると50点。一度のストップで平均すると2個程度のボールを手に入れられる。
モンスターを一匹捕まえるとおよそ100点。簡単に捕まるモンスターもいるが、中にはボールが当たりにくかったり、ボールからすぐに抜け出すものもいる。ボールを投げる技術にも大きく左右される。私の場合は一匹捕まえるのに平均するとボールが3つくらい必要である。
750匹捕まえる為には、ボールを2000個くらい、つまり1000カ所のストップに立ち寄る必要がある。これを10日間で達成しようと思ったら、1日に100箇所、モンスター75匹である。
家の周りにも幾つかステーションがあり、その気になってボールを集めると、(人目を憚らずに)目標は達成できるかもしれない。また、モンスターは数さえ集めれば良いならストップの廻りに数匹居るので、十分に歩き回る時間の余裕があれば一日に75匹は達成可能と思う。
現実にはたかがモンスターを集めるために、そんなに時間を費やしているヒマはない。また、モンスターが出て来なければボールが余り、次々にモンスターが出てくればボールが足りなくなる。一つのステーションで幾つのボールが供給され、出てきたモンスターがどれほど手強いかは運営側の匙加減で決まる。つまり、運営側が儲けようと思えば、モンスターの数を増やして、なおかつ捕まえにくくすれば良い。
そういった雰囲気は、釘の加減やら、デジタルの確率で決まるパチンコと同じようなものと感じる。
また、さまざまな種類のモンスターが居るが、等価ではない。珍しいものが出てくると、それなりに興奮する。何としても捕まえたいと思う。一生懸命ボールを投げるが、珍しいモンスターは簡単には捕まらない。射幸心を煽るのはそういった手段による。
いつの間にかコレクター達の手元のボールが減ったところでレアなモンスターが出てくると、お金を払ってボールを購入することになるのではないか。
初めて見たモンスターにテンションが上がるが、ボールのコントロールが狂ってなかなかボールが当たらない。夢中になってボールを投げているうちに、ストックが空になる。これはパチンコ中毒を連想させる。
それで、私は兎に角、無料で遊べる範囲でやっていた。しかし、iPhoneが大変調子が悪くなる。なんだかんだで歩きスマホになる。時間の無駄。ということで、レベル22で一旦中断することにした。
そろそろ下火というような言い方をされるが、全くその様なことは無いと思う。ウヨウヨと居るモンスターをなけなしのボールで捕まえて歩くと、ハンティングというより、自宅周囲で大発生しているモンスターを駆除している気分になる。
愛嬌のあるモンスターならまだ良いが、赤い眼に毛むくじゃらやら、牙をむく紫のネズミとか、見て気分が滅入るのもいる。ジムで戦ってぼろぼろにされるモンスターが気の毒に思う。自分のモンスターはクスリで治療するが、戦った相手のモンスターはどうなるのだろう。
子どもたちとアニメを観ていたときも、モンスターが痛めつけられて可哀想だ、サトシはたまに自分で戦えば良いと思ったが、今も戦いにかり出されて傷だらけになるモンスターはとても可哀想である。


長袖、ロングタイツで走った。かなり涼しく感じる。
モタモタしていたせいで遅くなり、短めに済ませた。念入りにストレッチをしてから、臨港線から南芦屋浜経由で深江浜へ。赤鳥居から森稲荷神社を通って女子大、女子校の前を抜けて、芦屋川駅から山手幹線を通って帰った。後半はなるべく脚を使ってペースを上げる努力をした。
13.41km, 1h19m24s, 798cal, u/d 125m
鉄棒にぶら下がり、軽く筋トレをした。