生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

北野坂

少し冷え込みが緩んだ。
職場では、実験の指導など。残念ながらうまくいかないが、原因を探求しようということで、意見の一致を見たことは、大きな進歩と言えると思う 。
会議はなかった。
ほぼ定時に職場を出て、寄り道せず帰宅した。
夕食を済ませてひと休みしてから走り始めた。
一昨日に25キロ、昨日22キロ走っているので、今日は少し落としても良いと思った。特に昨日は大変疲れが溜まっているように感じた。
しかし、ここが頑張りどころと思い直し、30キロを走る気持ちになった。マラソン大会までに5回、30キロを越す練習をしたい。今日はその一回目になる筈である。
北野坂まで往復すると、30キロを少し超える。
いつも走っている徳川道から、阪急六甲駅への坂を上り、動物園の裏手を通って新神戸に向かって下る。新神戸側から坂を上って、三宮方面に向けて下って行く。途中で左に折れて、加納町の歩道橋を渡る。あとは、阪神沿いか、43号線沿い、あるいは旧西国街道浜街道を通る。難所は阪急六甲駅付近で、およそ50メートルほどの高低差の上りと踏み切り、渡り難い複雑な交差点がある。北野坂も30メートルほどの標高差がある。
ニット帽、ネックウォーマー、長袖シャツ重ね着、ジャケット、ロングタイツにオーバーパンツで、家を出た。イヤホンからはポッドキャストが流れている。
オアシスロードから2号線に入り、芦屋川を上ってJR神戸線沿いを走った。摂津本山を過ぎるまで線路沿いを走り、山手幹線経由で住吉川を渡って阪急沿いの道を徳川道に向かった。
JR沿いの道は真っ直ぐで走り易い。列車を眺めると気晴らしになる。
さっぱりペースが上がらないのは、疲れなのか。30キロの距離に対する自重の気持ちなのか。1キロあたり6分前後のペースである。足先が悴んで感覚が鈍い。
膝や股関節が痛みだす。このまま走り続けると怪我をするのではないかと心配になるが、サボりへの誘惑である。
阪急御影で約10キロ。徐々に身体が暖まってペースが少し上がった。徳川道に入り、阪急六甲の坂を上り、護国神社の前を通ってドリンクを1本買った。更に動物園の裏を抜け、女子大のマリア像を見上げて、新神戸に向かって坂を下っていく。何人かのジョガーとすれ違った。通勤帰りの人が坂を登ってくる。指先の冷えが収まり、ようやく身体が暖まってきた。北野坂は、観光地であるけれど、10時近いのでほとんど人影がない。スターバックスの前を下って二つ目の信号を左に曲がり、加納町の歩道橋を渡った。
調子が悪いのか良いのか、よく分からない。最短なおかつ走り易い道を選びながら、走り続けた。岩屋から阪神沿いを大石まで走って、43号線を芦屋川まで。あとは臨港線を通って帰宅した。
31.33km, 3h11m42s, 1884cal, u/d 208m, 9°
相当疲れていたと思うが、走るほどに残り距離が減って行くのに励まされる。
ゆっくりのんびり走っているという自覚があって、残りの距離と今まで走った距離を意識するとサッパリペースアップできない現実を前に、この練習の意義を考え直す。
ゆっくりとしたスピードであっても、維持して3時間余り走り続ける経験は、ひと月後のマラソン大会にはプラスになると信じる。
走り終えて、犬と散歩。筋トレせずにストレッチのみで入浴した。
やり遂げた気持ちが大切である。