生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

シャコンヌを聴く

ずいぶん朝早くに目が覚めて、そのまま寝直したはず。8時少し過ぎに改めて起床した。
日曜日の朝だが、テレビを付けない我が家は静かだ。
あさはエアコンも使わず。窓を開け放って、外の空気を入れる。日中になって気温が上がってきたら、動物たちの健康を案じてエアコンを使う。
シリアルで朝食を済ませて、犬と散歩に出る。
遊歩道はジョガーが行き交い、カヌーの練習をする大学生が芦屋の運河に向かって自転車を漕いでいる。日中は暑くなるが、朝方は遊歩道のほとんどが木陰になり、適度に風も通って心地よい。
犬は余り歩きたがらなかったが、とにかく図書館まで歩かせて、そこから引き返した。
散歩を終えてから、私は髪を切りに美容院へ出かけた。二ヶ月前まで長髪だったはずの美容師がサッパリと髪を切り詰めていた。お祭りで神輿を担ぐのに相応しい髪型だそうだ。
美容師との話で、もう少し伸ばしてパーマを掛ける方向にまとまった。もう少しというのは、あと半年後くらい。
かなり切ってもらってすっきりとした。
そこから職場に直行し、何か大切な仕事を済ませた。
夕方に帰宅し、妻と次女に誘われ、吹奏楽を聴きに行くことにした。息子の部活でコンクール前のリハーサルとして位置づけられる演奏会である。
結局、息子たちの演奏と、その1つ前の中学校の演奏を聴いた。どちらも中々良かったと思う。
中学校は自由曲に、BWV1004よりChaconneを選んでいた。
原曲は無伴奏のバイオリン曲であるから、最大で4つの音階が組み合わさるはずである。それをフルサイズの吹奏楽で演奏する。思いの外良かった。華美にならず、原曲の雰囲気を上手に残していた。何も足さず何も引かず、かなり満足できる演奏だった。残念な点は、時間の都合で途中が切り詰められているところ。それから、多分中学生には難しすぎる(演奏がというより、曲そのものが)。指揮者の腕の見せ所と思うけれども、かなり指揮者に負担の掛かる演奏だったように感じた。
次女が言うには、彼女が高校で吹奏楽をやっていたときに、シャコンヌを自由曲に提案したが、却下されたとのこと。割と地味で暗い曲なので、好みが分かれるのだろう。私は、これを含むバッハのバイオリンパルティータはどれも好き。特に2番は素晴らしいと思う。
中学生の演奏を聴いて、バイオリン1本の演奏に対抗できるかと思いを馳せていた。今日の演奏は、吹奏楽なりの良さが十分出でていたと思う。
いくつか聴いてみてあらためて、吹奏楽の合奏を凌駕するバイオリンの表現力はすごいと思った。先日、マンドリンの演奏によるシャコンヌを買ってみた。マンドリンの独特な響きが心地よい。やみつきになって何度も聴いている。
息子たちのチームの演奏も良かった。高校生の演奏は質が高い。チームワークも良いと思った。
演奏会から抜けて家に戻り、着替えて走った。
尼崎を目指した。酒蔵通りから女子大、医科大の脇を抜け、武庫川を渡って阪神沿いから43号線に出て、大物の駅の近くを通り2号線へ。ぐるりと回って名神高速をくぐって山手幹線へ。高速道路沿いを走り山手幹線を通って帰ってきた。
27.35km, 2h59m47s, 1687cal, u/d 39m, 31°
走り始めるのが早かったせいか、たいへん暑かった。
4本給水した。疲れ切って帰宅。
フォーミュラワンの中継を見ながら、妻とビールを飲んだ。