生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

交差点の混沌

土曜日。
少し寝坊し、グラノラとコーヒーで朝食を済ませ、犬と散歩に出た。

妻は健診を受けに行った。
私は、バイクで職場に向かった。職場近くのコンビニに寄り、昼食にスパゲティを買った。
十分な防寒装備でバイクに乗っているが、やはり指先は悴む。途中、ホンダの大型バイクが三台並んでちょっと良い雰囲気だった。(私のVFR1200とCB1300、VFR800)
仕事は少し進展した。日中にかなり雨が降り、どうなるかと思ったが夕方には止んだ。
久しぶりにバイクに乗ると緊張する。
以前はそれほど気にならなかったシート高も、少し高すぎるような気がする。冬用のグラブは細かな操作がやりにくくて気を遣う。とにかく、安全運転に努める。すり抜けや車線変更も極力やらない。国道は取り締まりが厳しいので、のんびり走る週末のマイカーに付いていくのが丁度良い。慣れた道をそんな風に運転をしていれば、ほとんどヒヤヒヤすることも無い。そこそこ安全と思う。雨はすっかり上がり、片側3車線の幹線国道は路面も乾いていたと思う。
自宅近くの交差点で右折するために右折車線に入り、信号待ちで止まった。かなり長い信号待ちである。交差する道路を掻き分ける交通が目の前を往き来する。週末の夕方で、かなり渋滞しがちである。幹線道路の方が青信号が長い。信号が黄色に変わっても次々と直進車が入ってくる。右折で待っていた車は命がけで赤信号の中交差点に突入する。交差点のど真ん中に近い右折車線の停止線手前でそれを眺めていると、大変スリリングである。バイクでもスリリングな運転になりがちであるが、それでも安全に対するマージンをかなり確保する。自分以外の交通の判断ミスを見越してマージンを設定する。赤信号になったあとに交差点を突っ切ろうとする直進車たち、そしてそれらをやり過ごしたあとに完全な赤信号(交差する交通は青になって発信し始めようとしている中)で右折する交通の一か八かのチャレンジ。幸いに私が信号を待っている間は全てが噛み合って何事も起こらなかったが、これがおよそ3分おきに繰り返される。ひとつ歯車が噛み合わなければ、いくつかの交通を巻き込む事故になるだろう。安全のマージンと言うことを考えると、私が信号待ちをしている場所にはじき飛ばされた交通が突っ込んでくる可能性はそれほど低くは無い様に思う。であれば、私は信号待ちをしている約二分間、バイクのサイドスタンドを立ててバイクから降りて、ガードレールの内側に待避していた方が良いのではないかと思う。
そのようなことを考えている間に、信号が変わり、私の目の前の右折信号が点灯した。右折せねばならないが、対向の直進車が果たして信号を守って停止してくれるかどうか、それもある意味リスキーなチャレンジである。
とにかく、さまざまな危険をやり過ごし、家に帰り着いた。混み合った電車のホームでスマホを観ながら歩いている人とぶつかってどちらかがホームに転落するリスクと同じくらいに危険と思う。
パスワードを思い出せない息子のスマホをリセットする作業を手伝った。icloudにアクセスしてiPhoneを探して紛失扱いでリモートからリセットし、バックアップからリストアするというのが大まかな手順である。幸いに、息子はicloudのアカウントとパスワードは覚えていた。また、icloud上に数日前のバックアップがあった。以前から感じていたことであるが、icloudのパスワードは、スマホのパスコードより余程権限が大きい。
icloud恐るべし。
妻とワインを飲んだ。アルゼンチンのワインで、美味しかった。
帰宅後はそのようなことで、ほとんど仕事はせず。ジョギングもおやすみした。