日曜日。
風が冷たい。
グラノラで朝食を済ませて犬と散歩に出る。いつもは山に向かって遊歩道を歩くが、浜の方を眺めると河口に鴨の群れがいるように見える。犬を騙して浜の方に連れて行った。犬は浜には行きたがらない。
風が冷たいが、犬は毛皮に覆われているので余り堪えないのかもしれない。沢山の鴨がいたが、近づく前に飛び立ったので種類は分からない。恐らくマガモ、それからカルガモも棲み着いているのでいたと思う。オナガガモも居たようだ。
いつも忙しい妻は、今日は何もせずゆっくりすることにしたようだ。
隣の住民から、我が家の敷地に生えている木を切って欲しいとの要望があった。植えたつもりの無い木が塀のギリギリに生えている。狭い隙間なので、引っ越してきてから多分一度も入り込んだことが無い空間である。どうやら隣の玄関先に生えている木から種が落ちて我が家の塀の内側に芽吹き、そのまま大きくなったようだ。目立つ木以外にも沢山の若木が生えていた。
隣人にも手伝ってもらって、植木ばさみと鋸で全て切り倒した。
ちょっと走りたいと思っていたが、左胸が何となく痛む。筋肉痛とは思えず、別に心臓がどうこうしたという印象も無いが、仕事も切羽詰まっているので今日は休むことにした。
長女が肉じゃがとポテトサラダを作り、夕食の食卓に上った。大変上手にできていた。
息子は妻に変わってスーパーマーケットで食材の買い物をした。割とそういったことに向いているようだ。
三女が指を怪我したので、代わりに息子が犬と風呂に入った。
私は科学の発展に寄与する仕事に取り組んだ。
ほかにもやることはあるが。
取りあえず発展に寄与したはずである。
明日以降もかなり厳しい冬型が続き、この地域でも雪が積もる可能性があるようだ。
