生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

パラレルワールド・準備

明日、マラソン大会に出る。
昨年も出るつもりで練習していて、直前の練習中に転倒右足を捻挫し出場を断念した経緯がある。その際には1月2月の2ヶ月間で800km走って、大変良い練習が出来たと思っていた矢先だった。
今年も随分練習したが、直前にウイルス性胸膜炎8日間休んだ。それでも、2ヶ月で750km。走り切る自信を持てる程度には練習できたと思う。
土曜日は何もせず、完全休養に充てるつもりで、金曜日はのんびりと走っておくことにした。気分転換が目的である。
久しぶりに東に向かって走った。オーバーパンツを穿いて、ゆっくりと走る。
酒蔵通りに出て、甲子園球場の脇を抜ける。ゆっくり走るついでに、甲子園球場近くの興味深い自販機を撮影した。

上の段が昆布、下の段が鰹らしい。
お値段は、想像して下さい。(意外と高い)
医科大を通り抜けて旧国道に入り、そのまま東に向かうと色町がある。何と表現するのが適切かよく分からないが、狭い一角に長屋のような建物が並び、照明で明るい。玄関に当たるところが半分開いていて、部屋の中の明かりが漏れている。開いた扉からイスに腰掛けた派手な衣装の女性が見える。そういった長屋が20軒ほど並んでいると思う。通りを大抵は二三人の男性が扉の中を物色しながら歩いていてかなり賑やかである。少し広めに開いた扉の内側に座っていた看護師風のコスチュームの女性と目が合った気がした。女性は本格的なジョガーが店の前を走っているのを見て少し驚いていたように思えた。
このような商行為が合法的に行われている(らしい)のはちょっと謎めいている。ある種の球技のように、本来は違法であるにも係わらず、金品ではなく古物を提供し、それを古物商に買い取らせることで合法的に行われている賭博もあるので、この一角で行われている風俗営業も何らかのトリックを仲介させることで違法性が阻却されているのかも知れない。
この一角を走り抜ける間に、パラレルワールドに迷い込んだような不思議な幻想的な感覚を味わうことが出来る。
扉の中に入って、そこで何が起こるかを経験すると、幻想は霧散してしまうのだろう。
僅か一二分程度でそこを抜けると、ケバケバしいネオンサインで有名な24時間営業のスーパーマーケットがあり、そこから2号線を西に向かう。途中、武庫川を渡る坂があるが、ほぼフラットで真っ直ぐの道である。夙川沿いを走って帰宅した。
17.77km, 1h49m04s, 1069cal, u/d 38m, 8°
割と気持ちよく走ったと思う。
日曜日は、犬と散歩。梅がきれいに咲いている。

その後、職場にバイクで向かい、部屋を片付けるなど。
昼過ぎに帰宅し、娘二人と近所の酒造工場の蔵開きに出かけた。時間が遅かったので、新酒はほとんど売り切れで残念だった。
夕食は回転寿司。マラソンレースの前は自分の食べたいだけ調節しながらおかわりできる回転寿司はなかなか良いと思う。スシロー新メニューコンクールでもやれば、結構面白い企画になるのでは無いかと思う。
ビールを一缶飲んで、早めに休む。明日は妻と長女が応援してくれる予定である。
まぁ、出来ることはやったと思う。結果は付いてくる。