生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

昨日のこと(マラソン大会完走)

朝からかなり激しく雨が降っていた。
午後から気温が下がったようだ。神戸は濃い霧に包まれた。
職場では午前中勉強会、午後からはずっと会議だった。
夕方には雨が上がった。帰宅して、ひと休みしてからウォーキングをおよそ1時間。臨港線を芦屋に向かい、川沿いに北上し、鳴尾御影線を歩いて戻った。昨日のダメージが身体に残っているようで、疲労感が強い。ペースも全く上がらなかった。
7.03km, 1h05m47s, 533cal, u/d 23m, 9°
昨日のことを書く。
篠山市は、以前仕事で一度行ったことがある。
マラソン大会は篠山城址がスタート、ゴール地点で全体としては周回コースだが、30km手前に折り返しがある。コースは比較的フラットで、盆地の地形を上手に使っている。
妻の運転で車で出かけた。長女も犬のぬいぐるみを小脇に抱えて車に乗った。スタート地点から歩いて20分ほどのかなり遠い駐車場に駐めた。
スタートは、登録選手が先ずスタートし、その10分後に非登録選手が自己申告スタートタイム順に4つのブロックに別れて並びスタートる。私は前から二番目のBブロックである。
Bブロックのスタート区画内に仮設トイレがあり、私は幸運にもスタート前にトイレを使うことが出来たが、その後随分長い行列が出来ていた。
一般参加選手のスタート合図から、Bブロックの私が動き始めるのに3分余り掛かっていた。まず北に向かい、城址をぐるりと廻るように南向きに進路を変えて、それから西に向かった。スタート直後は人が多くて走りにくいのはやむを得ない。
前日、グーグルマップのストリートビューで、バーチャルなコースの下見をした。特に目印になりそうなものの無い単調な田舎道という印象を持った。このような情報を元に、おおよそのペース配分は考えていた。前半20kmは5分30秒のペース、そこから出来るだけペースを上げて、最後の10kmは目一杯走ろうというくらい。ペースを上げるというのは1kmあたり5分ちょっと、目一杯は5分を切るペースという意味である。
普段の練習ではGPSのランニングアプリで1kmごとに距離とペースのアナウンスが入る音声案内を利用している。(3km通過、ペースはkmあたり5分30秒、というような感じ)この情報に基づいてペースを調節していた。マラソンの完走を考えると、GPSの情報に惑わされて無理にペースを上げ下げするより、自分の体調を確かめながら走った方が良い結果となりそうに思った。1年半前の北海道マラソンでGPSアプリの誤動作があり、挙げ句に若干オーバーペースとなった経験もある。
レース中は、コース幅に較べて人が多く、常に前走者に突っかかりながら走っている気分だった。結局、自分がどれくらいのペースで走っているのかよく分からなかった。何カ所かのチェックポイントに時計が設置されていて、それを見てそんなに悪いペースではないと言うことは分かった。10km付近でトイレに寄って、それほど待たなくて済んだ。給水所はかなり混雑していて、自販機を見つけていつものKIRIN Loves Sportsを買って、ウエストバッグに突っ込んで走った。結構重いと思ったが、少し安心できた。
31km付近の折り返しからペースを上げるつもりで居たが、期待していたほど体力は残っていなかった。残り4km付近からは相当キツかった。この苦しみを終わらせるにはとにかくゴールまで走りきるしか無いと自分に言い聞かせて走り続けた。妻と長女はスタート後の橋の手前とゴール直前の直線路で応援してくれていた。
42.77km, 3h49m48s, 2497cal, u/d 275m, 17°
この数字は自分のアプリのデータである。止めるのを忘れてゴール後に歩いていたので、少し余分な距離と時間になっている。
(公式タイムは、グロスで3h47m46s、ネットで3h43m15sとのこと)
荷物を受け取り、シシ汁をご馳走になっている間に妻と長女が私を見つけてくれた。
まぁまぁ良いコースと思う。思っていたより走り易かった。私の仕事のスケジュールと照らして練習しやすい季節というのも魅力である。
地元の人たちの応援も心強い。完走記念のメダルも気に入った。
オリンピックメダリストの有森さんが何カ所かで熱烈に応援してくれた。私はスタート地点が後ろ過ぎて、ずっと前走者を追い抜きながら走り続けていた気分である。
直前のウイルス性胸膜炎による体調不良がタイムにはかなり影響した。それでも、コンディショニングとしては上手く云った方で、無事に走りきることが出来て良かった。
次の目標を見つけたい。