生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

走りながら聴いたニュース

良いお天気。梅雨明けが発表されたが、気象庁は間が悪いのでそろそろ雨が降るに違いない。
入道雲は見えたものの、良いお天気だった。
職場は埋め立て地の人工島にあり、対岸よりも気温が二度くらい低く過ごしやすい。私にとって問題なのは、冷房に身体が痛めつけられることである。身体が冷えると吐き気がする。我が家の犬も同じことを感じているらしく、エアコンが効いた部屋には長居しない。
いろいろな仕事を済ませて帰宅。夏至を過ぎ、陽が落ちるのが徐々に早くなっている。駅から自宅までの遊歩道は、朝はセミがたいへんうるさい。夕方はヒグラシの音が聞こえる。セミの幼虫を探す子どもを見かける。
昨日は、色々あって自重したが、今日は走る。
山に上ることにした。タイツやアンダーシャツを身につけず、いつもより薄着にして短パンに半袖シャツで走ることにした。久しぶりである。
遊歩道を走って、夙川駅前のショッピングセンターで個室を借りた。越木岩筋を走り、神社の脇を抜け建石筋に入る。柏堂町の丁字路を左折し北高交差点を右折、リハビリ病院の前を抜け、明治村から山登り。途中、イノシシにであったらどうやって逃げるかを考えながら走った。北高前を下り、六麓荘の貯水池を下って、住宅地からオルゴール記念館前を通って交番へ。この辺は最近見つけた遠回りである。苦楽園筋から日の出坂を下り、六麓荘の丁字路の信号が赤。車が一台止まり、歩道を走る私が追いつくと交差点に何かが置いてある。車のヘッドライトに照らされ動き出したそれはイノシシの親と3匹のうりぼうである。信号が青になり、行こうかと思うがイノシシの行動が読めない。車の運転手も困っている。運転手は直進を諦め左に曲がると、イノシシたちはヘッドライトに釣られて左に動き出した。私は一安心して予定通り直進した。市立芦屋病院前を通り、芦屋川沿いを下った。臨港線に入り家に戻った。
20.49km, 2h14m58s, 1265cal, u/d 475m, 30°
途中二度給水した。暑さはそれほど気にならなかった。
走りながら、ポッドキャストを聴いていた。いつも騒々しいCNNのあと、BBCのグローバルニュース。最後の方に日野原さんの訃報を伝えていた。彼が日本の医療に与えた影響など簡潔にまとめていた。
他には、米国の医療保険制度改革案が否決され,いわゆるオバマケアが当面続く可能性が高いこと。久しぶりにオバマ氏の名前が何度も登場し、現大統領の影が薄かった。


政府の役人が、仕事の記録を残していないことで様々な行政手続きの検証ができない事態に直面している。
政府の役人でない一般企業などで働く多くの人々は、去年の記録が残っていないと仕事にならないと思う。
ルール通りに記録を廃棄しているので検証できませんという政府の説明を真に受けるってどこのカマトトか。
担当大臣なり、首相なりが、出せと言えば必ず記録は残っている。
つまり、担当大臣なり首相なりが、記録を出すなと命令しているというのが今の状況と思われる。
何を揉めているのかよく分からない。

うなり声を聴く

バッハが好きで良く聞いている。ほとんどはピアノ曲である。
子どもの頃、実家に二枚組のポリーニの演奏する平均律のLPレコードがあったが、自分でそれをターンテーブルに載せて聴いた覚えは無い。
誰かが弾く平均律の何曲かをFM放送でエアチェックして聴いたのが、恐らく自発的に意識してバッハを聴いた最初だろう。
私の姉がピアノの練習をしていて、聞き覚えのある曲が多かった。第2集のBWV 871 ハ短調の前奏曲や第一集のBWV 857 ヘ短調の前奏曲もとても耳に馴染みがあるのは、姉が練習していたからだと思う。
大学を出たときに、初めてCDプレーヤーを手に入れたて、たまたま買った4枚のCDのうちの一枚がグールドのゴールドベルグ変奏曲で、以来私はグールドの弾くバッハを聴き続けてる。
彼の演奏は独特で、なおかつ分かりやすい。演奏しながら、一緒に口ずさんでいる。呻っているのである彼自身が気に入ったフレーズを演奏するときに唸っているようだ。うなり声を聴くと、盛り上がりつつ演奏していることが想像出来る。
うなり声が邪魔という人も居るようだが、私はうなり声を彼の演奏の一部として楽しんで聴いている。
新婚当時、私は当直で家に帰らないことがあり、留守番していた妻が彼の演奏を1人で聴いていてうなり声に悲鳴を上げたそうだ。
確かに、知らずに聴くと恐いかも知れない。
平均律の中で、先に挙げた2つに加えて、第一集のBWV 853 嬰ニ短調のフーガ、おなじくBWV 869 ロ短調の前奏曲 とフーガがとくに気に入っている。私は普段どれかを選んで聴くということを余りせず、第一集、第二集を通して聴くことが多いが、BWV853は聴いていてたいへん気に入り、姉に弾いてもらった覚えがある。BWV853は昔FMのクラシック番組でオーケストラ版がテーマ曲として使われていて耳に残っていた。フーガもロマンチックで素晴らしい。
バッハが今の世の中に生き返って音楽を作り続けたら世界はどんな風に変わっていただろう。
もう一曲、ハ短調のトッカータBWV911が素晴らしいと思う。これはわりと最近CDを手に入れた。グールドが呻りまくっている。
他の人の演奏でバッハを聴いてみるが、どうもしっくりこない。私はグールドのバッハを好いている。
一日、疲れて眠かった。睡眠時間を十分に確保したいが、ままならないのは自分の不徳。若い頃から時間の使い方が下手だった。走るつもりで帰宅したが、子ども達といろいろとやり取りがあり、疲れもあって横になって休んだ。二日続けて負荷を掛けたので、一日休んで明日以降また取り組むことにする。
東京で雹が降ったとのこと。
日野原氏の訃報。
野党党首が二重国籍をめぐり戸籍を公開した話など。

森山さんを聴きながら走った

世に言う三連休の三日目。
月曜日である。
職場に行けばやることはあるが、今日は家で作業することにした。
朝食を済ませてから犬と散歩に出る。
予報では、午前中は降水確率が高い。雲が多く日が陰っていて散歩には良い。犬は余り歩きたがらなかったが、ちょいと刺激してやるといつも通り歩いた。
帰宅してからは、少し家の中を模様替えした。窓際に置いてあったパソコンを動かして、私が仕事をするスペースを確保した。素晴らしいというほどではないが、悪くない。スピーカーも用意し、iTunesから音楽を鳴らす事が出来るようにした。久しぶりにiTunes Storeを眺めたら、森山さんの新しいアルバムがあったのでダウンロードした。去年リリースされていたようだ。
私は森山さんのことがかなり好きである。たいへん才能のある人と思っている。
自宅居間の窓際にしつらえた新しい仕事スペースで、作業をしながら聴いてみた。
今は翻訳の仕事をしている。余り慣れていない作業で苦労している。音楽を流しながらやった方が良いこともあるし、音が無い方が集中できる場合もある。
昨晩は、かなり無理をして走ったが、今日はそれほど疲れが残っていないようだったので、走ることにした。今日は神戸方面。調子が良ければ三宮まで行くつもりで準備した。ロングタイツ、長袖のアンダーシャツに半袖Tシャツと短パンを重ねた。
20時過ぎに家を出た。まだ蒸し暑く、ちょっとキツそうだ。普段はポッドキャストでニュースを聴きながら走っているが、せっかく新しいアルバムを手に入れたので、直太朗を聴きながら走ることにした。
鳴尾御影線を住吉川までゆっくりと走り、住吉川沿いを上って二号線に入りそのまま西灘まで走り、旧西国街道を三宮まで走った。その後は加納町の交差点から線路沿いに動物園まで行って、山手幹線を戻る。
31.06km, 3h18m50s, 1896cal, u/d 187m, 30°
5本のペットボトルで給水した。
暑くて大変キツかった。昨日の影響は余り無い。
森山さんをシャッフルさせてずっと聴いていた。たいへん良い。
東の空に稲光が光っていた。暑くてバテていたので、そのうちに雷雨に追いついて雨にあたってからだが少し冷やされることを期待して走り続けた。
家にたどり着いたが、雨が降った様子はなかった。
更に翻訳の仕事を進めて、日記を書いてから床についた。

シャコンヌを聴く

ずいぶん朝早くに目が覚めて、そのまま寝直したはず。8時少し過ぎに改めて起床した。
日曜日の朝だが、テレビを付けない我が家は静かだ。
あさはエアコンも使わず。窓を開け放って、外の空気を入れる。日中になって気温が上がってきたら、動物たちの健康を案じてエアコンを使う。
シリアルで朝食を済ませて、犬と散歩に出る。
遊歩道はジョガーが行き交い、カヌーの練習をする大学生が芦屋の運河に向かって自転車を漕いでいる。日中は暑くなるが、朝方は遊歩道のほとんどが木陰になり、適度に風も通って心地よい。
犬は余り歩きたがらなかったが、とにかく図書館まで歩かせて、そこから引き返した。
散歩を終えてから、私は髪を切りに美容院へ出かけた。二ヶ月前まで長髪だったはずの美容師がサッパリと髪を切り詰めていた。お祭りで神輿を担ぐのに相応しい髪型だそうだ。
美容師との話で、もう少し伸ばしてパーマを掛ける方向にまとまった。もう少しというのは、あと半年後くらい。
かなり切ってもらってすっきりとした。
そこから職場に直行し、何か大切な仕事を済ませた。
夕方に帰宅し、妻と次女に誘われ、吹奏楽を聴きに行くことにした。息子の部活でコンクール前のリハーサルとして位置づけられる演奏会である。
結局、息子たちの演奏と、その1つ前の中学校の演奏を聴いた。どちらも中々良かったと思う。
中学校は自由曲に、BWV1004よりChaconneを選んでいた。
原曲は無伴奏のバイオリン曲であるから、最大で4つの音階が組み合わさるはずである。それをフルサイズの吹奏楽で演奏する。思いの外良かった。華美にならず、原曲の雰囲気を上手に残していた。何も足さず何も引かず、かなり満足できる演奏だった。残念な点は、時間の都合で途中が切り詰められているところ。それから、多分中学生には難しすぎる(演奏がというより、曲そのものが)。指揮者の腕の見せ所と思うけれども、かなり指揮者に負担の掛かる演奏だったように感じた。
次女が言うには、彼女が高校で吹奏楽をやっていたときに、シャコンヌを自由曲に提案したが、却下されたとのこと。割と地味で暗い曲なので、好みが分かれるのだろう。私は、これを含むバッハのバイオリンパルティータはどれも好き。特に2番は素晴らしいと思う。
中学生の演奏を聴いて、バイオリン1本の演奏に対抗できるかと思いを馳せていた。今日の演奏は、吹奏楽なりの良さが十分出でていたと思う。
いくつか聴いてみてあらためて、吹奏楽の合奏を凌駕するバイオリンの表現力はすごいと思った。先日、マンドリンの演奏によるシャコンヌを買ってみた。マンドリンの独特な響きが心地よい。やみつきになって何度も聴いている。
息子たちのチームの演奏も良かった。高校生の演奏は質が高い。チームワークも良いと思った。
演奏会から抜けて家に戻り、着替えて走った。
尼崎を目指した。酒蔵通りから女子大、医科大の脇を抜け、武庫川を渡って阪神沿いから43号線に出て、大物の駅の近くを通り2号線へ。ぐるりと回って名神高速をくぐって山手幹線へ。高速道路沿いを走り山手幹線を通って帰ってきた。
27.35km, 2h59m47s, 1687cal, u/d 39m, 31°
走り始めるのが早かったせいか、たいへん暑かった。
4本給水した。疲れ切って帰宅。
フォーミュラワンの中継を見ながら、妻とビールを飲んだ。

一日遅れて日記を書くこと

夜寝る前に、その日のことを書いておくことはとても有意義である。
後に自分で読むと、色々な発見がある。
できれば、その日のうちにまとめてしまいたい。一日遅れると印象が薄まり書きたかったことを忘れてしまう。翌日のこととかぶる。
書いていて、時制が不明確になり文章が分かりにくくなる。
仕事が忙しく、日記を書き始める時間が二時半を過ぎてしまうと、睡眠不足と明日の仕事の兼ね合いが心配になり、簡単なメモを下書きに残して、寝てしまう。
翌朝の電車の中で文章に書きおこして投稿し、職場に着いてから少し手直しするようなことになる。
一昨日のことをまず書く。
神戸の山奥の仕事の都合で、いつもよりかなり早く家を出ることになった。床に就く時間はそれほど変わらないので、その分の睡眠時間が削られることになる。終了時間も30分延長となり、仕事自体は捗った。
何とか三ノ宮直前で目が醒め、電車を降りてバスに乗り換える前に神戸屋でパンを買う。
午後から、学生さん達と実験のお話し。少しずつ進む。夕方には新入生達のグループ学習のチューター役をつとめる。教育の目的はわかる。方略も練られているが、受講生達がそのレベルを受け入れていない。もう少し上手くやる努力が必要と感じた。
帰宅してから、とにかく走ることにした。これとて、余り思い通りでは無い。三時間を確保したいと思う。そのためには20時30分には家を出たいと思うが、困難である。9時少し前に家を出て、先ずは二号線を西に向かう。今日の目標は都賀川である。芦屋川沿いを上って、阪急芦屋川駅から線路沿いを下る。そのまま岡本の駅前を通り抜け、住吉川へ。阪急御影駅前を通って徳川道を進む。一本南の道に移って都賀川を渡った。帰りは二号線を直進し、深江を過ぎた辺りで鳴尾御影線に入り、自宅まで。
24.01km, 2h33m45s, 1466cal, u/d 149m, 29°
大変蒸し暑い。ペットボトル3本分の給水。最後は給水しているのか立ち止まって休んでいるのか良く分からない状況だった。
戻ってくると、塾から帰ってきた息子がグダグダしている。
何がしたいのか良く分からない。セルフコントロールができていない。放って置いてもよいが、同じ部屋でゴロゴロとされるとこちらも大変苦痛である。
自分のするべきことを我慢して、彼に対して助言する。大変手間で時間がかかりウンザリする。かといって改善される見込みは余りない。スマートフォンを取りあげるとか、契約を切るとか、そういったことが即効的な対策と思う。実際にそうすることが必要と感じるが、親の取るべき態度としてどうだろう。
本当に下らないことになっていると思う。
昨日も走りに行くつもりでいた。何とか三時間確保出来そうに思ったが、長女にテレビを見ることを誘われた。たまに休むのも良いと思い、一緒にテレビを見て、それから妻とビールを飲んだ。