生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

野球

6時少し前に目覚める。
目覚ましは5時半になる。それから私自身が目覚めるまでに、スマートフォンの時計アプリは1ど私を起こそうとしているはずだ。
寝巻きから着替え、コーヒーメーカーをセットし、朝食のグラノラを用意する。犬を待たせる。
BSでメジャーリーグの野球の試合を中継していた。
昨晩のワインが少し体に残っているような気がする。
犬と散歩。
ちょうど、居間の東向きの窓に朝日が差し込む。
犬は朝食前にハーネスをつけられて、散歩である。
遊歩道を歩き、途中で川べりに降りて、国道の近くにある欅の大木の植え込みの周りを一周する。
盲目の犬はマーキングしない。
仕事はいろいろなことが起こるが、守秘義務に関わるような話が多く、気疲れする。ここには書けないことが多い。
大谷選手が先発投手として出場している。
結局、7回まで投げて、1点を奪われて、同点のまま交代したので、勝ち投手の権利は得られなかった。
7回裏は打順が回らず、バッティングの機会を奪われて試合から退いた。
いろいろな記録を塗り替えている。
彼のチャレンジについては、うまくいくとその難しさがわかりにくい。
投手としての彼の成績は、チームの実力が反映される。より素晴らしいチームに所属していれば、勝ち星はあと三つくらい伸びているだろう。そのようにしてみると、彼が今シーズン成し遂げた様々な成績の価値が浮き彫りになる。
全くすごい。

左手で操作する

大変良いお天気である。
6時少し前に目を覚ます。
犬はまだ寝ている。
私が、簡単な朝食を済ませた頃に、犬は目覚める。リードを繋いで散歩に出かける。
晩夏の朝は心地よい。
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犬は、最近とても機嫌が良い。吠えたり、凄んだり、噛み付いたりしなくなってきた。
食事の介護が良い方向に向いていると思う。
盲犬との付き合いは、障害に対する支援について、いろいろと考えさせられる。
大丈夫そうに見えるが、やはり支援は必要なのである。
私は職場で、障害者支援に関わっている。私一人では何もできないので、同僚たちに支援の考え方を理解してもらうのが、私の役割と思っている。支援を必要とする人と、支援を提供する人たちの間の調整役で、大変骨が折れる作業である。
バイク日和と感じる毎日である。
後期の講義の準備も忙しい。
先日買ったパソコンを使っている。調子が良い。
M1のCPUをもつMacMiniに、以前から使っていた5Kモニタをthunderbolt経由で、新しく買った4KモニタをHDMI経由で繋いで、二つの28インチモニタを横に並べて使っている。MacMini故に入力機器が必要である。キーボードは、買ってはみたものの先日来あまり使い道がなかったHHKB BTを使っている。マウスの代わりに以前から使っていたMagicTrackpad2を繋いだが、モニタ2台の広さに対して十分でない。少し迷ったが、Kensingtonのトラックボールを買うことにした。
私は、マウス操作を左でやるので、左手で使えることが条件の一つになる。字を書くのも、ボールを投げるのも、食事をするのも右利きである。ラケットを振るスポーツは左でできる。柔道は、右組で練習していたが、左組の方が技が出しやすい。
パソコン操作は、右で筆記道具を持つことを考えると、マウス操作は左になった。
大抵のマウスは、右利き用に作ってある。MacOSでは左利きの設定ができるようになっている。問題は、ハードウエアの形である。
私が左で操作するようになったのは、最初に使ったケンジントンの「TurboMouse」というトラックボールが左右どちらでも同じように使える設計になっていたからだ。大きなボールをローラーの上に乗せて回す。時々ローラーの掃除が必要だが、ソフトウエアの設定と組み合わせると、大変柔軟にパソコンを操作できた。
最初は2ボタンだったが、次の製品は4ボタンになった。とにかく、私はずっとこのトラックボールを使い続けてきた。スリムブレードという製品のボタンが壊れて、買い替えを検討した時に、右利き専用のトラックボールが発売されて私はその後ケンジントンを使うのをやめた。
アップル純正のMagic Trackpad2を使っていた。
ノートパソコンにマウスを繋いで使っている人をよく見かけるが、私はそのようなことはしない。自分自身、「マウス」は一つも持っていない。ノートパソコンを使うときは、本体のトラックパッドを使う。
MagicTrackpad2を使っていて、どうにも我慢できないことが三つあった。
1、指の動きに全く反応しないことがある(私の指先とトラックパッドの相性の問題かもしれないが、大変イライラする)
2、トラックパッドの縁に指先が到達すると、諦めるしかなくなること(トラックパッドには果がある)
3、ボタン操作をするときに、カーソルが意図せずに動く。
28インチモニタ2台横並びで、端から端までカーソルを動かすには、トラックパッドは狭すぎると思った。
その点、トラックボールは、
1、ボールが動けばカーソルが動く。
2、ボールを回し続ければ良いので、端がない。
3、ボールは中指で、ボタンはそれ以外の指で操作するので、ボタン操作でカーソルが動くことはない。
一応、出来の悪いソフトウエアをインストールして、4つのボタンにいろいろな役割を設定できる。スクロールリングが付いている。
おそらく10年以上前に、同じ製品のUSB接続のものを買って、家に置いている。そのBluetooth版である。
使ってみて、かなりがっかりした。
ボールの動き、ボタンのレスポンス、スクロールリングの動き、いずれもがルーズである。10年前からさっぱり進歩していない。がっくり来るほど時代遅れである。
トラックパッドで簡単にできる「横スクロール」「ズーム」が簡単にはできない。カーソルの動きはトラックパッドの方が遥かにスムーズで微妙な操作ができる。
結局、MagicTrackpad2とExpertMouseを二つ並べて使っている。使用頻度は、MTP2の方が高い。ドラグはExpertMouseの方がやりやすい。
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ずいぶん期待していただけに、かなりがっかりしながら使っている。
ユーザーは誰もがっかりしないのか。大変な謎である。

妻の自転車を修理した

いろいろ忙しいのである。
土曜日は家に留まり、明日の夕食のプランを練る。辻仁成氏のレシピ本からラム肉の料理を作ることにした。近所のスーパーマーケットの肉屋になんでかラム肉が売られている。
北海道で生まれた私は、羊の肉は割と身近である。
辻氏のレシピから選んだのは、クスクスという地中海料理である。彼がいうには、おでんのようなものとのこと。
いくつかの香辛料を追加で用意する必要がある。野菜にラム肉、ソーセージ、ほかいくつかのリストを作って、スーパーに出かける。
なぜか、今日に限って店頭にラム肉がない。店員に尋ねると、少し待たされて奥からラム肉を出してくれた。
手に入らない食材がいくつかあり、デパート一階のスーパーに買いに行って、全て手に入れた。
一安心である。
週末に自宅に留まるときは、色々とやることが多い。
そういえば、息子の自転車の調子が悪いという。
後ろのタイヤがガタガタする、という。試しに乗ってみたが、確かにおかしい。彼の自転車のタイヤは、パンクしにくい特殊なタイヤということだ。じっくりと後輪を表側から見るが、特に何も異常はないように見える。ふと気づくと、前輪がフラットである。ポンプで空気を入れると、違和感が無くなった。もしかすると解決したかもしれない。
ついでに、まっすぐ進まない妻の自転車前輪のリムの歪みを治すことにした。スポークの張りを調節する必要があるのだろう。
海の近くに住んでいるので、潮風でスポークがひどく錆びている。無理に回して調節しようとしたら、スポークが4本ほどニップルの根元から折れた。
近所の自転車屋にスポークを買いに行った。予備も含めてニップルとセットで6本買うことにした。
自転車屋の店員は私が持参した折れたスポークを特殊な物差しで計って、スポークとニップルのセットを選んでくれた。6本分合わせて100円で良いという。商売を度外視した良心的な価格である。自転車屋にしてみると、スポークなど、釘やネジと同じようなものなのかもしれない。
帰宅してから前輪を外して、空気を抜きタイヤとチューブを外してリムだけにしてから、折れたスポークを交換し、残るスポークのニップルが正常に回るかどうか、確認した。チューブとタイヤをリムに取り付け、フロントフォークに戻した。
それから、スポークの張りを調整しながらリムの歪みを修正した。タイヤを回しながら、指で触ると歪みがわかる。これがどうやら一番確実な方法のようだ。スポークのニップルを調整して、リムを回して指で触ってみる。その繰り返し。
自信を持ってリムの歪みを治したつもりだが、フラフラする自転車の挙動はあまり改善されなかった。後輪のリムも調整する必要があるのかもしれない。もっとも、妻は真っ直ぐ走らないことを全く気にしていないとのこと。
自転車のメンテナンスは結構楽しい。お金の節約にもなる。道端で、錆びたチェーンの自転車を見ると、なんだかムズムズする。


週末の夕食は、クスクスである。
ダッチオーブンで調理した。ラム肉が大変柔らかく煮えて、美味しかったが、クスクス(パスタ)の食べ方がよくわからない。要するにクスクスを熱湯で戻して、ラム肉のおでんをかけて食べる。イメージとしてはカレーライスのような食べ方である。
もう一度作ってみたいと思った。
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通販で服を買う

ジーンズの尻に穴が空いた。右の臀部に大きな裂け目がある。
ダメージジーンズという名前で呼べば、履けないことはないと思い、しばらく履いていた。私にジャストフィットして、自分の持っているジーンズの中で一番気に入っていた。
穴はどんどん拡がり、ずいぶん目立つようになったので、諦めることにした。おそらく10年くらい前に買ったはずである。
代わりが必要である。
20代後半からだからもう30年以上、私はいつもLivi'sの501を履き続けてきた。
試着なしで、サイズ指定して買うことができる。つまり、店頭に出向く必要がない。コロナのご時世なので、その方が良い。
ただし、ネットで通販サイトを見ると、同じ501でも、さまざまである。値段もずいぶん違う。
私は、濃紺のバリバリに糊が効いたのを買って、自分で履いて洗って馴染ませていく。それで選択肢はかなり狭まる。あとはサイズで、洗うと縮むので、それを見越して買う。
割とタイトなものを選んでいる。長さは踝が隠れる程度。サイズ表示ではW28/L34を選べば良い。L32では、私の履き方にはやや短い。
いつも同じ表示のサイズを選んでいるが、ウエストが緩めだったり、ふくらはぎがキツかったり、501はロットや年によってサイズが結構違っている。
新しく買うことにした。Levi'sのwebページでMade in USAというのがあった。別にアメリカ製にこだわるわけではないが、他に希望を満たすのがなかった。値段はまぁまぁ。約15ky
数ヶ月前に買ったものは、かなりタイトでなおかつ布地が薄かった。12.5ozとのこと。糊でバリバリで、洗うごとに縮んだ。約8ky。
今回のは、14ozで、届いたものは一度洗ってあるようだ。かなりルーズで丈も長い。洗ってどれくらい縮むかわからない。踵で裾を踏むくらいの長さがある。
かれこれ、30年以上、私は501のシュリンクトゥフィットを続けてきた。ロットによる違いで気にいるのもあれば、どうにも気に入らないのもある。気に入らないものは、ベルトで誤魔化して履いている。
そんなふうにして生活してきたので、この青いズボンは私の体とほとんど一体になっている。衣装というよりも、スキンである。
たまに必要に迫られてそれ以外の服装をすると、それらは衣装として私を飾っていることに気づく。
面倒臭いからではない。他を選ぶ必然性がないので、私は数年に一度、新しい501を迎え入れている。


朝から雨。散歩の時は上がっていた。
仕事、少し捗ったかも。学生さんと論文読み。明日で終わる予定。
電話に出ているうちに1日が終わる。
夕方はかなり激しく降っていた。走るのは諦めて、W杯の予選を見た。VARのおかげで、解説者がおとなしい。
試合は、なんとしても勝ちたいという雰囲気が感じられない試合。相手の方が強かった。

ハンバーグを煮込む

残暑というべきか、大変蒸し暑く、身の置き所を見つけるのが難しい。
週末は自宅にとどまっていた。
妻は、金曜日と土曜日にパートのシフトが入っていた。
土曜日はいつもより少し寝坊して、それでも私が犬と散歩に出るために、妻より少し早く布団から出る。身支度をして、軽く朝食を済ませてから、犬を抱き起こしてハーネスを取り付けて玄関に連れていく。目の不自由な犬は階段を下ろすのにも手助けが必要である。アイコンタクトで意思の疎通ができないので、ちょっとしたことでも攻撃的に反応することがある。彼に噛まれないように扱うのには慣れが必要である。
私が散歩から帰ってくるまでのおよそ30分の間に、妻は弁当作りの準備を始めて、洗濯機を動かし、さらに掃除機をかける。犬は掃除機のモーター音が大変苦手で、掃除機の音にものすごく興奮して吠えまくるので、手がつけられないような状況になるので、このわずかな時間に掃除を済ませなければならない。
散歩は私が連れていくことになっているが、妻の忙しさは相変わらずである。
その後、仕事に出かけるまでに、洗濯物を干して、身支度をする。
妻はさまざまな家事を済ませてからパートに出かける。パートの仕事自体も結構な肉体労働で、楽ではないはずだ。
土曜日は、私が家にいて、いくつかの手伝いをすることにした。
とりあえず、夕食は私が用意すると提案すると、妻はスーパーマーケットの惣菜でお寿司でも買って済まそう、と提案した。そういえば、ずいぶん長いことお寿司なんぞ食べていない。なるほどということで、夕方に買い物に行く役を私が担当することになった。ついでに、日曜日の夕食の買い物も済ませたい。
メニューを決める必要がある。
先日、美容院の帰りに駅の書店で、辻仁成氏の料理本(父ちゃんの料理教室)を買った。
この本に紹介されているレシピから、先週はメンチカツ、先々週はポトフを作った。今週は、煮込みハンバーグのレシピを参考にすることにした。
辻氏は息子さんと二人で生活しているので、基本二人分である。我が家の場合、長女の分まで考えると6人分、そして翌日の弁当のおかず入れることを考えると、8人分を用意することになる。
ハンバーグは焼いてから煮込むが、一度にそんなにたくさんのハンバーグを焼けるフライパンは無いので、3回に分けて調理することにした。とりあえず、玉ねぎ、ひき肉、スパイスなどを買い物のリストに加えた。サイドメニューに牛蒡のサラダを添えることにした。
結局、買い物には妻もついてきてくれた。
土曜の夜に、包丁を研ぐ。
日曜日は、長女が出品している展覧会を妻と見にいった。
午前中に車で出かけた。感染予防を気にしつつ、多くの作家が工夫を凝らしてユニークな作品を展示しているのを見た。大変有意義と思った。自粛ムードの中で、自分たちの表現を諦めずに展覧する人たちの熱意を感じた。こういうものが、今の世の中に必要なのだ。
帰宅して(テイクアウトの昼ごはんを済ませて)調理に取り掛かる。玉ねぎをみじん切りにして炒める。冷まして挽肉、パン粉、卵などを加えてこねる。基本はレシピ通りである。
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大変おいしかった。家族からも評判が良く、翌日の弁当のおかずにもなった。
もちろん、ウイルスが蔓延しないように、私は色々な自粛を重ねている。やりたいことをやるのに、かなり苦労している。
しかしながら、この世の中でも自分のやりたいことをやり続けている人々がいて、展覧会で時間を過ごすことで、私は人々の努力を感じて、とても好ましい気持ちになる。こう言ったことは、大変大切である。
長女が展示していた絵を一枚借りて、職場の自室に飾ることにした。