生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

民営化

道路建設の話ではありません。
当然、お役所仕事と思っていたことが、実は民間に委託した方が良いかもしれない、と云うことについて書きます。
例えば、郵政民営化、などと云っていますが、郵便の収集業務は、民間に委託したら良い部分です。民営化ではなく、民間委託です。要するに、郵便局への取り次ぎ業務のようなことです。首相は郵政民営化とおっしゃっていますが、肝心なことは、一般の業者が自由に参入出来るようにすることです。公正な競争が行われることが、民営化の前提にならないと無意味です。
警察業務のうち、遺失物取得物の管理、交通事故の現場検証、事故証明などは、民間委託で十分でしょう。交通違反の取り締まりも、別に警察がやる必要はなさそうです。特に、駐車違反取り締まりは、民間に委託するべきです。
他にも色々あるはずです。
米国で、救急車に乗ったことがあります。職場のボスが体調不良を訴え、彼は元々心臓病を患っていたので、あわててレスキューを呼んだのです。電話番号は、ナイン・ワン・ワン911です。しばらくして、けたたましいサイレンを立ててやってきたのは、消防自動車でした。降りてきた救急隊員がボスを簡単に診察して、このとき必要があれば、救急蘇生などをやったはずです。その後やってきた救急車に私はボスと一緒に乗り、病院に向かいました。
実は、後からやってきた救急車とその運転手は民間企業に雇われています。
消防車でやって来た救急隊員たちは、おそらく市の職員と思います。あちらでは救急(消防)と、救急搬送がはっきり区別され、搬送は民間が行うのです。救急車の助手席に座り、病院に向かったわけですが、命に別状がなさそうな老人の搬送と云うことで、安心したのか、運転は荒っぽいし、なんだか不真面目な雰囲気でした。
私は、どちらかというと、救急車は運転手を含めて、公の方が良いような気がする。
アメリカでは、健康保険も民間の営利企業が経営しており、リスクの大きな人は保険に加入できないなど、様々な問題が出ています。一方の日本でも、医療費の増加など、様々な問題を抱えています。ともに、見直すべきでしょう。これについては、別に色々と考えるところがあります。