生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

素人が作るホームページ

いつも興味深く読ませていただいている、高木浩光さんのダイアリのなかで、最高裁判所ウエブサイトのずさんな管理が話題になっている。
ロータスノーツという物が私には分からないが、要するにウエブページの外形をプロが作り、(285万円だそうで)、管理運営を素人がやっていると云うことなのだろう。素人でも簡単に更新が出来るように、してもらっているに違いない。
しかし、それで良いはずはない。多くの公的な機関のウエブページは見た目が最優先だ。私の職場のウエブページも酷い。プルダウンメニューが出たり、いろいろと凝っているが、アクセシビリティはかなり低い。
最高裁の方は、高木氏も指摘している通り、まずURLがぐちゃぐちゃだ。何か規則性があるのだろうか?フレームページなのだが、フレーム内のメニューも酷い。酷いメニューがデュアルになるサイトマップも酷い。
もちろん、ソースもなかなかだが、そんなことはどうでも良い。
以前、私の職場で会議を主催し、そのホームページを作ることになった。私はそのページ作りにはほとんど関わらなかったが、責任者が素人だった。
会議の案内をホームページに掲載したあとに、開始時間が変更になった。
「予定は変更になる場合があります。常に最新の情報をご確認下さい」、と云うような一節もなかった。メールで通知していたなら、簡単だったはずだ。ウエブページでは、誰が見たか、正確には分からない。一度誤った情報を流すと、訂正することが難しい。ウエブページ上の表記を修正するのは簡単だが、現実的に活用することを考えると、間違った情報の訂正は不可能と思った方がよい。素人の責任者は、訂正をする段階で、もう手遅れと云うことに気が付いた。彼女は気が付くだけましである。世の中の素人ウエブサイト管理者の中には、訂正したのだから見てくれるだろうと決めつける人も居るだろうし、全く頓着しない人もいるだろう。
官公庁など、公的なサイトでは事態は一層複雑だ。