溶連菌とは、A群β溶血連鎖球菌の略称。連鎖球菌は大変ありふれた細菌で、どこにでもいる。赤血球を壊す毒素を出すことから、この名前がある。
- 潜伏期間
- 二日から一週間
- 初期症状
- 風邪に似る
- 39度程度の発熱
- 喉や扁桃腺が赤く腫れ、痛みが出る
- 腹痛、吐き気などを伴う場合がある
- 典型的な症状
- 特徴的な発疹
- 首、胸、わき、下腹部に細かく赤い発疹
- 発疹は全身に広がる
- 舌の表面がぶつぶつと赤く腫れる(イチゴ舌)
- 合併症
- こちらが恐ろしい
- 急性腎炎
- リュウマチ熱(心臓弁膜症となる恐れあり)
- 中耳炎
- 肺炎
合併症を防ぐために、必ず医師の診察を受け、指示された期間薬を服用すること。
(参考資料:アボット・ジャパンチラシ)