生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

未受診乳幼児 見守り支援へ

an_accusedの日記(http://d.hatena.ne.jp/an_accused/20050212/1108194609)経由
読売オンライン:地域情報とニュース(大阪)

乳幼児健診を受けていない府内約九千世帯に対し、大規模な見守り支援に乗り出すことを決めた。地域の民生・児童委員(八千七百人)に全戸を訪問してもらい、虐待の兆候をチェックしたり、育児相談にあたったりする。
昨年度の府内の未受診世帯は、三―四か月児6%、一歳半児9%、合計で約九千世帯にのぼった。育児に悩む親が孤立を深め、行政の虐待把握が遅れる一因にもなっており、昨年五月に母親の虐待で死亡した豊中市の女児(6)や、同十月に父親から暴行を受けて死亡した高石市の男児(2)も未受診だった。

アイディアは良いと思う。検診は行政と親の接点として重要な意味を持っている。検診に来ないということは、育児に関する無関心の裏返しであるケースが考えられる。また、3ヶ月検診は、専門の小児科医や、保健婦による育児相談という側面があり、様々な育児の悩みを解決する機会でもある。今までどうしていたのか不思議。
ただし、民生委員、児童委員の協力の下、約九千世帯の全戸訪問を約3900万円でやろうとしている。安くあげようという魂胆が見え見えで、果たして上手くいくのか、という疑問。
そして、一歳半から小学校入学までのおよそ5年間が空白として残る点など、まだ、解決すべき点は多い。しかし、やり方はもう少し考慮すべきだがやらないより遙かによいと思う。
新生児期の育児では、母親の肉体的な負担は確かに大きい。配偶者が居る場合は、その手助けが理想だろう。例えば、出産後三ヶ月の間に50日以上の育児休暇を義務づけるなど、そういう対策があっても良いのではないか。