生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

出張

空港で飛行機を待つ間、ニュースに釘付けになっていた。レポーターやカメラマンは残虐な人たちだ。この頃、忙しく、テレビニュースを見る暇がなかった。日中のワイドショウの時間帯など、滅多に見るチャンスはない。
このような残酷な報道がなされているとは知らなかった。
大変気の毒と思う。突然、家族を失う人々の悲しみなど、理解しようもない。どうしても、その人達に、何か声を掛けてあげなくてはならないとしたら、私は陳腐なことを云うのだろう。そのようなぼんくらの慰めに、いちいち答える必要など無い。「私に構わないで下さい」と言って下さい。
「私に何かできることがあるでしょうか?」
「何もありません。放って置いて下さい。」
皆さんには、そういって背を向ける権利がある、と私は思うので、私に出来ることは、私や、私の家族でなくて良かった、と、胸をなで下ろすこと。つぎは自分たちの番かもしれないと、不安に思うこと。それだけ。