生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

おさるの電車

家族で出かけるときに、電車を利用する。息子が電車好きで、大抵は先頭車両の運転席の直ぐ後ろに陣取り、運転手の行動を逐一眺める。我が家は主に阪神を利用する。たまに阪急。時にJRや大阪市営地下鉄にも乗る。
阪神にせよ、阪急にせよ、私鉄の運転手は大変几帳面な印象を受ける。先日(事故直後)に出張先で乗った札幌市営地下鉄の車掌は、車掌室の壁に足を掛けてふんぞり返っていた。その車両に乗っている人々の中で、一番行儀が悪かった。普段利用する、関西の私鉄では信じがたい情景だった。
電車の運転がどれほど難しいか、私には分からない。それほど難しいものと思っていなかった。個々の運転手の技能や経験に差があるのは当然だろう。運転手が眠気を感じたり、ぼんやりしたり、判断を誤ることがあることは、今回の事故のあと、新聞報道などで事細かに取り上げられるようになった。運転手の技能や適性以外の問題で、例えば、不整脈など、発作的な病気で運転不能に陥る可能性もある。運転操作が適切でない場合を想定し、事故に繋がらないような安全の仕組みがあるものと思っていた。
直前のオーバーランが、車両の操作系の不具合である可能性があるように感じる。速度超過が運転手のミスに依るものかどうかは、今後明らかになるだろう。すでに、分かっていて隠しているのではないかと訝っている。