生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

先週のタイガーアンドドラゴン

ヤフーで検索すると、2500件の上から5番目に出る。そのため、結構な数の来訪者が、このキーワードで訪れている。毎週見ているし、気にせずにいくつかコメントを書くことにする。
宮藤官九郎さんに注目している。私にとって、宮藤さんは、マンハッタンラブストーリーの脚本を書いた人なのだ。それ以前の作品は知らない。小学六年生の長女が、TOKIOのファンで、メンバーの出る番組の多くをフォローしている。そのような切っ掛けで、マンハッタン…を見て、大変気に入った。登場人物を次々に壊していくところが良い。タイガーアンドドラゴンが単発で放映された時に見たのは、宮藤さんが脚本を書いていたから。長女が長瀬くんのドラマを録画してほしいと云わなくても視ただろう。そのあと、メントレGのゲストで、宮藤さんご本人が登場した。某大学芸術学部中退とのこと。私はかつて、所沢の住民で、航空公園が最寄り駅だった。中退者に有名な人が多い芸術学部のバス停があり、ことによると、一度くらいすれ違ったことがあるかもしれない。
毎日新聞の芸能欄によると、好評だったために連続ドラマに昇格した、とのことであるが、昇格というわけではないだろう。
毎回録画しており、翌日、長女が視る。今回は、果たしてこれを長女に見せて良いものか、と、自問しながら視た。ランパブというものがこの世にあることは想像できるにせよ、私はそれを楽しんだことがない。お父さんもこういう事をしていると思われるのは、些か不都合がある。質問されても答えられない。こういうのを見せても良いのかな、と思いながら視ていた。私が子どもの頃、加藤茶の芸が大人たちに嫌われていたのとよく似た状況だろう。
結局、女房は大笑いしながら、私は検閲しながら視て、長女と次女は翌日二人で見た。子どもたちにはハッピーエンドのストーリーに感じられたらしい。
私は、岡田くんが大変気に入ったのだが、今回突然、兄と和解してしまったのがちょっと意外。また、宮藤さんの脚本は、登場人物を壊していくのだが、岡田くんが壊れるにはもう少し説得力のある伏線が必要だったのではないかと感じた。
小虎という、落語家の語りで、廻りの様々な出来事を語らせるところは、漱石の「吾輩は猫である」を連想する。この連想は、かなり突拍子もないと、私自身が思うのだが、猫は最後に死んでゆく。小虎がどうなっていくのか。果たして、稼業から無事に足を洗うことが出来るのか。次回も楽しみにしている。