2006-01-05 耐震偽装事件被害者の救済 意見 http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_94c3.html 随分と回りくどい木村氏だが、仰っていることは正論だ。最も気になった点は、ここ。 さらに問題なのが、1981年の建築基準法の改正前については、姉歯並みの物件ばかりという事実。そういう古い建築物の居住者が大挙して、国家補償を求め出したらどうするのだろう。 住民の生命に係わるから、と理由を挙げるなら、改正前物件の全てに適応される話になる。重要な点は、建築基準法適用の行政責任と、現状の把握である。自己責任による自由主義社会で小さな政府を目指す政府の方針と、建築物詐欺の被害者救済は矛盾がある。