生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

少子化対策のインチキ臭さ

昨日、テレビニュースで云っていたが、人口を一定に保つには、2.07程度の出生率が必要だと。そりゃそうだろう。
昨年の出生率が1.25というレポートが出た。厚生労働大臣は、出生率が2007年に1.30台で底を打ち、2050年には1.39前後で安定すると予測しているらしいのだが。1.39前後で、安定とは妙だ。停滞とか、何か別の表現を使うべきではないか。
で、1.39で安定したらどうなるのか。
2050年に安定したときの人口はおよそ1億人と試算しているらしい。さらに、少子高齢化社会に対応するため、「七十歳の80%が働く社会」の実現を目指すとのことだが、その後ますますエスカレートするだろう。
祖父母が子育てを助けたりしなくて良いらしい。そのうち、年金を返上することが、美徳としてもてはやされることになるだろう。
出生率が安定したところで、1.39なら人口は減り続ける。
その点は別に構わないのか?