この頃の踏み切りは遮断機がついている。安全のマージンをたっぷり取って開閉のタイミングを決めているから、踏み切りの発するアラートさえ守れば、まず安全と思っている。車が故障したり、無理に遮断機を無視したりすると危ない。それでも、事故が起こると影響がでかいから、事故が起こらない用に安全マージンをかなり大きく取っていると思っていたら、先だって、間違えて開いた踏み切りで事故が起きた。
エレベーターも普通の使いかたをしていれば、先ず事故など起こらないと思っていた。
自転車にまたがっていたのが拙いという指摘がある。そうかもしれない。自転車をエレベーターに乗せるときは自転車から降りるべきだと。降りていたら、逃れられたかもしれない。
踏み切り事故の場合も、自転車に乗っていた人が轢かれたそうだ。一旦停止して、自転車を降りて押して渡れば良かったのだろうか。踏み切りで一旦停止するのは安全の為だろうか。米国の踏み切りには一旦停止のルールはなかった。私の住む阪神沿線でも、下手に踏み切りで一旦停止すると追突されるかもしれないから、後方にも用心が必要だ。
何となく危ないと思っていた回転ドアの事故。どうして事故が起きないのか、いまだに不思議なエスカレーター。非常停止ボタンを押せば良い、と思われるかもしれないが、非常停止ボタンを押せばエスカレーターが本当に止まるだろうか。シンドラー社のエスカレーターなら止まらずに暴走し始めるかもしれない。非常停止ボタンで止まらなかった場合の安全対策はあるのだろうか。
