生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

文部大臣から手紙

小学5年生の次女が、学校からプリントをもっらってきた。いつもの学級通信に加えて、今日は文部科学大臣からのお手紙が含まれていた。
次女は大臣から手紙を貰ったと誇らしげだ。
いじめは悪いと、次女は知っている。理屈の上では知っている。さて、その現場に立たされたときにどうか。毅然としていじめは止めようとみんなに言えるか?私をいじめないで、と主張できるか。親や教師に相談できるか。
その場になってみないと分からない。
次女も、分からないと言った。
手紙を読んだ。
前の方はよい。後ろの方もまぁまぁだ。真ん中あたりが良くない。

君たちもいじめられるたちばになることもあるんだよ。後になって、なぜあんなはずかしいことをしたのだろう、ばかだったなあと思うより、今、やっているいじめをすぐにやめよう。

自分もいじめられる立場になるかもしれないぞ、だから止めろ、という脅し。次は自分がいじめられる番かもしれない、だから止めるのか。そういう安直な利害を計算せよ、というメッセージ。
私は違うと思う。
後になって、、、思うより、今すぐ止めよう、云々は、「スピードか死か」、そりゃスピードだろう。というような滑稽な日本語の矛盾を感じる。
要するに、いじめは良くないから止めようということなんだが、この程度は子どもたちも分かり切っている。
大臣はとりあえずなんかやって、ご苦労さんと言うことか。