生活

面白いことは特にない、ただの日記です(投稿後に、二三日かけて書き直します)

会長さん辞任は事実を矮小化する試み

大阪大教授、政府税調会長が辞任した。
私は、夫婦が愛し合うことが幸せな家庭を気付く第一歩で、立派な家庭を築くことが教育現場が抱える様々な矛盾、将来社会に貢献しうる人材の育成、そして少子化問題の克服に、決して近道とは言えないが必要不可欠の条件と考えている。
そういう意味で、愛人を出張先の官舎に囲っていたと云うことが事実であれば、総理大臣が任命した会長さんを私は支持しない。税調と云うことで、国の抱える経済的な問題を解決する上で素晴らしい見識を持って指導的役割をできれば、別に愛人を囲っていようが、夫婦仲が悪くてもう三年以上セックスレスだろうが、女房にウソをつこうが、どうということは無さそうであるが、彼の人生を語る上で、かなりベースに近い部分で彼は間違いを犯し、それを修正すること無く、この年になって身動きできぬ状況になった。やっぱりおやめいただいた方がよいのだろうと思う。こうしたら国民の多くがシアワセになります、と、彼が提案したところでただ胡散臭い感じがする。
そういうわけで辞任はよいのだけれど、この大騒ぎで私にとって重要な点は、実はこのおじさんが官舎に愛人を囲っていたことではない。官舎がとっても安い家賃で住める。そして、入居の条件とかあると思うんだけれど、大体インチキがまかり通ることがあるということだ。
この際だから、世の中の全ての官舎を調べて、家賃を適正化して国庫に入れることと、資格がないのに居座っているインチキなお偉いさん達をつまみ出す、と云うことをしていただきたいと、切に思う。